古代ローマの来世観

古代ローマの来世観

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582707120
  • NDC分類 162.32
  • Cコード C0014

内容説明

葬送儀礼から哲学的教説、密儀宗教の教えまで、ヘレニズム宗教史の碩学が広範な資料を駆使しつつ平明に説いた死後の世界の変貌。『ミトラの密儀』に続く邦訳第二弾。

目次

歴史的展望―序論
第1講 墓の中の来世
第2講 冥界:第3講 天界における不死
第4講 不死の獲得
第5講 不慮の死
第6講 彼岸への旅路
第7講 地獄の責苦と輪廻
第8講 至福者の恵み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Homo Rudolfensis

10
⭐︎4.0 古代ローマ人は、死後も異なる世界で生前同様の生活を送り続ける、と信じていたため来世観という言葉が正しくなりますが、来世=輪廻となりやすい日本人的には、冥界観、の方がわかりやすいかもしれません。想像力に乏しい古代ローマ人がギリシア人の神話や哲学、オリエントの星辰・占星術、キリスト教などから影響を受けて死後の世界への想像を膨らませていきます。2021/10/26

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