戦後論―日本人に戦争をした「当事者意識」はあるのか

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戦後論―日本人に戦争をした「当事者意識」はあるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582702507
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0031

内容説明

戦後思想は「補欠」の思想である!この国の戦後は、自ら戦争を遂行したこと、その「当事者意識」を脱ぎ捨てるところから始まったのではないか?人びとが飛びついたのは、戦って負けたレギュラーのではなく、ベンチの「補欠」の言説ではないか?戦後と現在の根底的な批判を試みる気鋭の論考。

目次

序論(「当事者意識」の欠如;「敗戦後論」をとりあげる理由 ほか)
第1章 「敗戦後論」とその批判(加藤典洋「敗戦後論」;「敗戦後論」批判 ほか)
第2章 「敗戦後論」に見られる諸問題(そのアプローチについて;その実践について)
第3章 戦争と「当事者意識」(問題の所在;「当事者意識」が欠如する様相 ほか)
結論

著者等紹介

伊東祐吏[イトウユウジ]
1974年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。現在、名古屋大学大学院文学研究科博士課程に在学中。専攻、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaede

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戦後の戦争責任論を「当事者意識」の欠如という観点から論じたもの。加藤洋典の「敗戦後論」を扱った前半は面白かった。2010/07/31

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