日本の春画・艶本研究

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  • サイズ A5判/ページ数 365p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582662160
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0071

出版社内容情報

春画をテーマとした日本初の博士論文。浮世絵や歌舞伎との関係、中国からの影響、近代の弾圧と復権など、春画・艶本の魅力を一冊で。

内容説明

春画研究による日本初の博士論文、待望の公刊!浮世絵や歌舞伎との関係、中国からの影響、近代の弾圧と復権など、「文化の結節点」としての春画を通観。図版100点以上収録。

目次

第1部 中国と日本春画(日本春画における外来思想の受容と展開;中国養生書と艶本―『黄素妙論』の受容を中心に)
第2部 上方の艶本(西沢一風作『好色極秘伝』考―浄瑠璃段物集・浮世草子との関連;役者利用の艶本―西沢一風作『風流足分船』;「訓蒙図彙」と西川祐信―『色ひいな形』から『百人女郎品定』まで)
第3部 上方と江戸をつなぐもの―祐信絵本と江戸艶本(漢詩と艶本―『絵本寝覚種』から『今様妻鑑』;和歌と艶本―『絵本貝歌仙』から『笑本開謌僊』)
第4部 江戸の春画・艶本―見立ての表現をめぐって(伝統的画題と春画―鈴木春信画「風流座敷八景」考;「忠臣蔵もの」の艶本)
第5部 近現代の春画受容(明治から昭和初期の春画と取締り;昭和から現代における春画受容―出版と展覧会;終論にかえて―大英博物館春画展一部始終)

著者等紹介

石上阿希[イシガミアキ]
1979年、静岡県生まれ。立命館大学文学部卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)、大英博物館アジア部日本セクション・プロジェクトキュレイターを経て、現在立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員、及び同大学非常勤講師。2010年に「近世艶本総合データベース」を公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナディ

26
新聞の書評で興味を持ち、読んでみた。江戸時代まではおおらかに性を捉えていた日本人。明治に入り、西洋の価値観がいやらしいもの、猥雑なものと認識するようになったのだろう。歌舞伎、浄瑠璃、世相などの知識がないと楽しめないものなのだ。と、思った。2016/05/17

わす

0
浮世絵の過半数を占めるにもかかわらず春画研究は遅れていて、ポルノとしての春画研究もせいぜい四半世紀前から。中国の房中書に影響を受けた日本の春画は、近世に出版技術の発展によって庶民へと普及。『黄素妙論』を下敷きに上方で起こり、西川祐信の絵本から江戸へと広がって、文政期以後は書き入れにより趣向を凝らす。江戸時代まで必ずしも蔑視されるものではなかったが、明治に入ってからは春画に対する意識も変化、恥ずべきものとして規制が強まって日露戦争以後は摘発が相次いだ。2024/02/12

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