出版社内容情報
20世紀を代表する画家アンリ・マティス。快い色彩とフォルムを追い求めたマティスの作品を、「フォーヴ」と呼ばれた画壇への登場から晩年の礼拝堂装飾に至るまで追う。
内容説明
20世紀を代表する画家、アンリ・マティスのすべて。マティスの画業をその作品と制作のあり方からたどる。フォーヴィスムの始まり、「よき肘掛け椅子」としての芸術、装飾におおわれた室内画、デッサンの探求、そして晩年の切り紙絵―。その制作プロセスと作品のヴァリエーション、開かれたフォルムへの展開から見えてくるものとは?画家マティスのすべてがわかる決定版。
目次
第1章 開かれた窓
第2章 見出された絵画
第3章 モロッコ旅行から第一次世界大戦へ
第4章 画家とモデル
第5章 新たな展開
第6章 開かれた絵画
著者等紹介
天野知香[アマノチカ]
1959年生まれ。東京大学文学部美術史学科、同大学院修士課程及び博士課程修了。パリ第一大学芸術考古学研究所博士課程留学。博士(文学)。現在お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系教授。専門はフランス近代美術史、特にアンリ・マティス、19世紀末から20世紀前半にかけての装飾と芸術の関係、およびフェミニズム美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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