出版社内容情報
バッグや台所づかいなど暮らしの道具から、花かごのような美術工芸品まで、使ってたのしい、見てたのしいかごの世界を一挙公開。
内容説明
日本人の暮らしを支えてきた道具は、こんなに豊か!軽やかで清々しいかごは、愛らしさと万能さに満ちている。無愛想な仕事づかいから、かわいい日常づかいまで、およそ280点。見て、知って、使ってたのしい、かごの世界。
目次
かごのある暮らし(日々に寄り添ううかご;働くかご;奥会津・三島町を訪ねて;辻邦生・佐保子 雑木林のかご山荘;バスクのかご;ラトビアの柳のかご;目利きたちのかご;世界に誇る竹細工―「花篭」の名人二人)
かごの今日から明日へ(無名者から個人の仕事へ;明日、持ちたいかご)
かご列島日本―そのルーツをたどる(暮らしを支えた青竹細工;名工・廣島一夫の荒もの;北国の蔓と樹皮)
著者等紹介
片柳草生[カタヤナギクサフ]
神奈川県生まれ。青山学院大学卒業。文化出版局勤務を経て、フリー編集者として『ミセス』『クロワッサンプレミアム』『家庭画報』などの取材を通し、手仕事の数々を紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
13
昔のことを懐かしく思い出しました。祖父母の家にも色んな物があったよなぁ。お洒落なカゴバックにも憧れますが、暮らしに溶け込んだ実用品はやっぱり別格。2021/09/19
喪中の雨巫女。
7
《私-図書館》籠は、小さいときから、大好きだった。おばあちゃんちの近所に、竹籠屋さんがあった。2019/08/09
こめまり!
1
どれもため息が出るほど美しい…。2024/06/07
sattin
1
表紙も綺麗だしよくできた本。松本や安曇野の在住の作家さん、店が載ってて身近だった。今やかごは作家名がつく作品になってるんですね。竹工芸の作家は知らなかったのでかっこいい作品を見られて良かった2022/02/16
栗山いなり
1
かごの良さは様々な用途で使える事、使い続けると違った味が出てくる事、地域によって違いが出てそれもまた魅力の一つになる事だなと思った2018/01/09