コロナ・ブックス<br> 聴竹居―藤井厚二の木造モダニズム建築

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コロナ・ブックス
聴竹居―藤井厚二の木造モダニズム建築

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582634976
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

昭和初期に建てられた、日本の気候・風土と日本人の暮らしに適った理想の住宅が、京都・大山崎に今も残る。公式ガイドとして初刊行。

■聴竹居の四季

■日本人の理想の住宅を追い続けた建築家・藤井厚二と「聴竹居」
01 条件
02

内容説明

大きくて見通しのよい居室、大パノラマが満喫できる縁側―。近年、天皇・皇后両陛下が行幸啓されたことで話題となった理想の住宅。各室の細部まで初公開づくしの公式ガイド・ブック。

目次

聴竹居の四季
日本人の理想の住宅を追い続けた建築家・藤井厚二と「聴竹居」
一屋一室
客室と床の間
洋服を着た日本趣味(熊倉功夫)
藤井デザインの家具
閑室と下閑室
茶室を設計した建築家・藤井厚二(矢ヶ崎善太郎)
N邸茶室
室内に調和をもたらす藤焼
藤井が手がけた注文住宅「八木邸」
藤井厚二の生涯
母から聞いた祖父の思い出
酒徳という大工

著者等紹介

松隈章[マツクマアキラ]
株式会社竹中工務店設計本部設計企画部所属、公益財団法人ギャラリーA4(エークワッド)企画マネージャー兼務。聴竹居倶楽部代表。1957年兵庫県生まれ。北海道大学建築工学科卒業。設計業務の傍ら近代建築の保存活用やギャラリーA4での企画展をはじめとする数多くの建築展に携わる

古川泰造[フルカワタイゾウ]
日本写真家協会会員。1957年大阪府生まれ。大阪写真専門学院卒業。スタジオ勤務・フリーランスを経て1982年より竹中工務店。建築写真撮影に従事。さらにギャラリーA4企画展、木造モダニズム建築の撮り下ろし撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

267
「聴竹居」は大山崎、天王山の中腹に建築家の藤井厚ニの自邸として建てられたもの。四季折々の写真とともに眺める建物はまことに風情あるものである。和風建築として最も顕著な特徴は、西側斜面の木陰から建物の床下に空気を引き込むクールチューブが設けられていること。『徒然草』第55段に「家のつくりやうは夏をむねとすべし」とあるが、まさにそれを体現したものである。1928年の建造なのだが、それにしては台所は案外にもモダンな印象。その他、各室はそれぞれに個性的な佇まいを見せる。もちろん、庭の景との調和は言うまでもない。2024/09/23

ばう

63
竹中工務店勤務を経て「家族みんなが心地よく暮らせる家」を目指した藤井厚二。彼自身の家族が住む為の家を実験的に5つ建てた、その最後の第5回住宅が聴竹居です。外見が素晴らしいだけでなく、通風、直射日光、雨に配慮された実に住み心地の良さそうな家。ダストシュートや水洗トイレ、オール電化の台所など昭和初期の家とは思えません。簡素。静か。そんな印象の家。 茶道、華道を嗜み、家具や照明、陶芸の作品などとても多才な方なのに僅か49年の生涯とは惜しい。まだまだ沢山の素晴らしい建築に携われただろうに。2024/05/24

ぶんこ

39
以前、庇と軒の効能を知ってからは住宅を見ると真っ先に軒と庇が有るかを確認しています。聴竹居はまさにこの2つの効能がはっきりとしていて気持いい。また風通しと自然光を考えて設計されているのも気持よく、見ていると清々しい。他にも竹を並べた連子窓や網代天井、銅板屋根、和紙を多用した灯りや障子。台所の流しの隣に、生ゴミを外に排出でき、肥料として使えたり、廊下からゴミを出せる工夫など、生活の細々したところにまで知恵がしぼられているのも素晴らしい。趣味も多彩で、生活を楽しまれていて、その原動力が快適なご自宅なのかな。2024/06/14

紫羊

32
聴竹居ほど贅を尽くしたものではなくても、昭和の途中までは、木造モダニズム風の住宅は結構残っていた。当時は町医者と呼ばれていた開業医の診療所兼住居などに多く見られた。聴竹居の他にも、藤井厚二が手がけた茶室と個人住宅、家具のデザイン、陶器コレクションの解説と、その生涯についての紹介などもあり、コンパクトながら内容は充実している。2018/08/04

けん

10
★3.0 伝統とモダンが融合されていて、とても美しい2020/08/10

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