出版社内容情報
サグラダ・ファミリア、グエル公園をはじめ、路地の奥深くに残る教会や未完の計画までの約50選。
内容説明
本当のガウディはここにある!現地在住40余年の建築家にして、ガウディ研究の泰斗が、歩いて、集めて、厳選した48の建築とゆかりの地を一挙公開。
目次
サグラダ・ファミリアの魅力
厳選!ガウディを知りつくす旅48(旧市街ボルン;ラス・ランブラス;アイシャンプレ;サリア グラシア;カタルーニャ スペイン各地;ガウディの故郷)
著者等紹介
丹下敏明[タンゲトシアキ]
1948年愛知県生まれ。磯崎新アトリエ・スペイン代表。71年、名城大学理工学部建築学科を卒業後、スペイン・バルセロナに渡る。そのまま同地に留まり、スペインの建築、モデルニスモ建築を中心に研究を重ね、特にガウディ建築研究では世界的に知られる存在となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
71
”親友は皆死んでしまった。家族はいない。財産も何もない。これでサグラダファミリアの建設に集中することができる”ガウディ すごいな 7年後に市電30番にはねられて死亡。 ”プラスティシティーの極致”ル・コルビュジェ ガウディ建築のぐにゃぐにゃ具合のことかな?2022/01/19
夜長月🌙@読書会10周年
64
スペインにガウディ建築を見に行くならどこを見ますか?もちろん「サクラダ・ファミリア」は外せません。1度切りでなく夕景、夜景も見てみたいです。地下聖堂にはガウディの墓もあります。比較的近くにあるのは「カサ・ミラ」と「カサ・バトリョ」。「カサ・ミラ」はまさにガウディスタイルの完成形とも言える高級マンションです。「カサ・バトリョ」は内部も屋上も見学可能です。少し離れますが「グエル公園」も外せません。カラフルなモザイクが見所です。2019/02/03
Sakie
10
ガウディ(1852-1926)に縁のある建築物を網羅した写真集。実際に触れないと興味を保てない性質故、帰着してようやく読了。感性と技術を両立しえた建築は、ただ感嘆する他ない芸術だった。無名の人に才能を見いだし、金銭など援助するパトロンは、社会が円熟して財力に余裕のある人々がたくさんいなければ生まれない文化と考えると、この時代のスペインはそれだけ豊かだったということになる。カタルーニャで起きた産業革命は、その契機だったし、各地に残る過去の遺物はある意味で刺激材だったろう。カサ・バトリョとグエル公園が好き。2017/01/02
たー
8
ガウディ展を見た勢いで購入。バルセロナ行きたい。2023/06/29
Yuka M
8
幼少時、某コーヒーのCMでガウディの作品見た時は衝撃的でした。ガウディが手がけた作品50選を写真と共に緻密な解説で案内してくれる。学校で、ちょっとした違反を犯し、落第しかけた。しかし、教師陣の特別な計らいで追加課題として「カタルーニャ広場に建つモニュメンタルナ噴水計画」のデッサンを命じられる。ガウディは見事な描写力で乗り越えた。実現はしなかったものの、こういったスケッチ等ものせられており見所満載。旅行の際の、ガイドブックとして大変お勧め。2015/01/15
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