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江戸古地図散歩―回想の下町・山手懐旧 (新版)

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  • サイズ B5判/ページ数 117p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582634600
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0025

内容説明

古地図で歩く、江戸の香り、懐かしの東京。土地の記憶をひもとく「池波流」散歩術。

目次

第1章 回想の下町―いまはむかし、江戸と江戸人(台地と葦原に町ができた;古地図がかもす江戸の香り;江戸人のくらし;大川の水 ほか)
第2章 山手懐旧―石垣と濠と(江戸の面影をつたえる;九段から桜田門へ;夜の東京に江戸がある;上野の山 ほか)

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
大正12年(1923)1月25日、東京・浅草聖天町に生まれる。下谷西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤務、戦中は海軍に応召、復員後、東京都庁に勤める。昭和24年(1949)から長谷川伸に師事し、戯曲を執筆、多くの戯曲が新国劇で上演される。昭和35年、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞、以後、戯曲「市松小僧の女」で大谷竹次郎賞(昭和52)、吉川英治文学賞(同)、菊池寛賞(昭和63)などを受賞、昭和61年、紫綬褒章を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チャーリブ

43
再読本。十年ほど前、池波正太郎さんの小説にはまっていた頃に読んだ本です。本書は新版ですが、旧版は1975年発行と記述内容はすでに一昔前という感じ。国電とか蔵前の国技館とか…。切絵図と現代の地図を並べて比較するという体裁はこのシリーズのためのものかもしれませんが、散策のときに大いに役立ちました。「剣客商売」の秋山大治郎が暮らす橋場の風景描写が出てきますが、「東京時層地図」の古地図と小説の挿絵を比較すると往時の情景が立ち上がって来るようです。池波さんの小説の楽しみは古地図の愉しみでもありますね。○2023/03/05

takao

4
現代と江戸の地図が見開きでよい。2023/02/12

ドロンジョ935

2
あ、歩きたい!その場に行って見たくなる!池波さんが、開発されて情緒がなくなってく街並みに怒ってるところは、ちょっとかわいい。とても賛成。日本橋なんて本当に無粋。渡しのある隅田川や、夜ちゃんと薄暗くなっていた東京が見たかった。2014/04/13

feicui

1
古地図片手に鬼平の世界を描いた池波。江戸から東京への激変を嘆いている。さて2020年まで江戸はどれ程残るのか、この時期に思う。どの街でも昼間の賑わいでは土地や建造物の輪郭は沈むが、夜や雪の日など「深い歴史の匂いをにじませ」「私どもに語りかけ」てくるという。なるほど滋味深い語り口。2016/08/23

masa

1
江戸東京博物館で購入。自分が生まれる前の東京は、まだ江戸時代の名残があったのだろうなあ。高度経済成長がなあ。 あと、せっかく新旧で対比できるのに、角度が少しずれているところはどうにかならなかったのだろうか。2016/02/12

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