コロナ・ブックス
フランスの色

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  • サイズ B5判/ページ数 135p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582634501
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0072

内容説明

モネの睡蓮、シトロエンDS、ハート形のマカロン、マルシェに並ぶキノコ、セーヌの夕暮れの色…ルージュからノワールまで、色の名前を知る。美と食の宝庫、フランスの伝統色全242色。

目次

ルージュ
ローズ
オランジュ
ジョーヌ
ヴェール
ブルー
ヴィオレ
ブラン
ブラン/グリ/ノワール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

59
「イタリアの色」に続いて。フランス伝統色242色。色を眺めているだけでも、イタリアとフランスの違いが見えてくる。何なんだろう?何となくロマンティックでエレガントで。ローズ・ルノワールやブルー・モネ等、画家にちなんだ色があったり、ベージュ・シャネル、ローズ・サンローランなんてファッションの色があったり。紫には、ボルドーとブルゴーニュがあったし、カフェ・オレ、ショコラ、マロンなんて色まである。まるで、色でフランスを旅したような気になった。ワインでも飲みたいな。2018/11/29

更紗蝦

28
フランスの伝統色のうち242色を色票と美しい写真と共に解説し(ただし色票の金・銀は4色のオフセット印刷では表せないため、それに近い色相・彩度・明度の色が掲載されているとのことです)、谷川渥氏・杉本秀太郎氏のエッセイを収録しています。オレンジ色は西洋社会では一番好まれない色とされているそうで、ユイスマンスの『さかしま』の中で「あのいら立たしい病的な色彩」と書かれていると谷川渥氏のエッセイで指摘されており、「不吉とされるから避けられている」というのならともかく、「いら立つ」という感覚が少々不思議です。2022/05/12

アズル

18
図書館本。フランスの伝統的な色を紹介した本。とても素敵な本でしたが、誤植があって、ちゃんと校正しているのか疑問が残りました。2018/02/05

ジョニーウォーカー

13
洋服、インテリア、家電、自動車など、その国全体に流れる色彩的なトーンをイメージしたとき、日本が「パステル」だとすると、欧州は「ビビッド」という感じがする。おなじ赤や青でも、なにかが確かに、なぜだかはっきりと違うのだ。例えばそれは、ケミカルウォッシュとヴィンテージデニムの違いほどに、気恥ずかしいまでの差となって表れている。本書は、そんな欧州文化の発信地であるフランスの伝統色242色を、街の景色や日常の風景を切り取りながら紹介してゆく一冊。正直、色によほど関心がないと読んでいて退屈かもしれない。2010/06/22

タミイ

11
フランスの伝統色242色のカタログ。色名に関連したフランスの花や自然、食べ物、町、雑貨などの写真も美しくオシャレで、眺めているだけで幸せな気分になる。色名の由来やその背景にある文化・思想などに日本と違うお国柄が見て取れて興味深い。シャルトル大聖堂の青・妖精の太もも・焦げたシエナの土の色・コニャックの黄・水の緑・ブルゴーニュワインの赤紫、等々、なんてイメージ豊かで美しいネーミングだろう〜。Amazonレビューでは巻末の色票チャートに間違いありとの低評価もあったけど、もう綺麗だから良しとしちゃおう。2017/04/21

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