出版社内容情報
私は実は若いころに澁澤龍彦の責任編集で出された「血と薔薇」(天声出版)の編集を手伝っていたことがあるので、澁澤を個人的に知っている。「澁澤龍彦辞典」に写真で紹介されている鎌倉の書斎にも二度ほどうかがったことがある.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』110頁、より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
77
迷宮、貝殻、人形、怪物、饗宴、刑具、鉱物、ドラコニアなど澁澤龍彦を語るのに欠かせない50のキーワードを、澁澤氏に縁のある著名人が解き明かす。氏の書斎をはじめ、豊富な写真や絵も澁澤カラー1色でファンとしては嬉しくなる1冊。個人的には金子國義の「裸婦」、四谷シモンの「人形」、川本三郎の「少女」が興味深く楽しめた。本日感想投稿した『澁澤龍彦 ドラコニア・ワールド 』と併せて読むと、より一層愉しめるのでオススメ。2013/10/09
さたん・さたーん・さーたん
3
シブサワ入門として読む。未だ見ぬ宝の在り処を示す地図。2018/06/24
Saku
3
キーワードで読み解く澁澤龍彦。オブジェとか写真が素敵。2011/03/30
はにゅ
1
澁澤ファンなら必見。写真も多くてお腹一杯。2006/10/01
小林ミノリ
1
澁澤龍彦にまつわる事象を美しい図版とともに事典形式で紹介、入門書として最適。