出版社内容情報
人気の料理家・渡辺康啓による「果物」をテーマとしたレシピ集!春夏秋冬の季節ならではのこれまでにない新しい料理を約60品収録。
内容説明
苺とラルドのタルティネ、マンゴーと鶏のフリット、オレンジと鰹のサラダ、キウイとチコリの前菜、ライチのカプレーゼ、桃とじゃがいものクレーマ、パイナップルとバジリコのゼリー、メロンとモツァレラのサラダ、栗のペペロンチーノ、すだちのグラニータ、蓮根のアグロドルチェ、洋梨とラムのラヴィオリ、柘榴のピッツァ…etc.果物の新しい味わいを知るための64のレシピ。
目次
SPRING(さくらんぼのリゾット;枇杷とブルーベリーのスープ ほか)
SUMMER(パッションフルーツのソース;梅のリキュール ほか)
FALL(無花果とプチトマトの炒め煮;無花果とグアンチャーレのインヴォルティーニ ほか)
WINTER(金柑のカモミール煮;林檎と牛肉のラグー ほか)
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
41
英語タイトルが失楽園。果物の官能的な写真にドキドキ。レシピが見にくいのは残念だけれど、とてもシンプルな作りなのでだいたい味の想像はつきます。柑橘蜜は作ってみたいな。COMME des GARCONSにいた人だそうです。ちと納得。 2023/07/24
本夜見
12
料理本にはあるまじき『黒』を基調とした写真は、凄く綺麗なんだけど…何ていうか退廃的?背徳感?禁忌なイメージ?…料理や果物が清冽ながらも淫靡に見えるという珍奇な感覚を体験してしまったよ。まさに『禁断の果実』的な???2015/05/03
シガー&シュガー
3
これはレシピ本ではなく妄想をたくましくするための一冊。ずいぶん久しぶりに日置さんの写真を見ましたが、その威力を再認識しました。食欲をそそらない淡い色合いでまとめられたものもあれば、見ようによっては腐りかけているのではないかというくらい黒くなったもの。皿も、それらに似合う骨董の匂いをまとっている。ぼやける背景も古びて雅致のある建物を想像させる瞬間があり、この料理をサーブする者とサーブされる者との淫靡な関係を妄想せずにはいられませんでした。レシピの替わりに掌編を添えたいような一冊。2015/06/05
しまりんご
2
眼福のために眺めても良し、レシピを実際に使っても良し……。写真がまるで油彩画のようです。重厚で、緻密。2015/06/05
たまぎょ
2
美しい……。 ため息出ます。2014/11/21