サッカー・グラニーズ―ボールを蹴って人生を切りひらいた南アフリカのおばあちゃんたちの物語

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サッカー・グラニーズ―ボールを蹴って人生を切りひらいた南アフリカのおばあちゃんたちの物語

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582627060
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報

アメリカ、マサチューセッツ州でエンジニアとして働いていた著者は、地元のサッカークラブ、レクスプレサスで20年以上にわたってサッカーを楽しんでいる。今から約10年前、著者は南アフリカの高齢女性たちのサッカーチームについてのドキュメンタリー番組のビデオを渡される。写っていたのは60代から80代半ばの女性たちが、土のグラウンドでボールを追いかける姿だった!
本書は単に「南アフリカの高齢女性がサッカーをする話」ではない。「そんなのは夢物語だ」と思って諦めるのではなく、もっといえば夢さえも見ないでため息だけついて年をとっていくに任せるのではなく、何歳になっても夢を見て、それを実現するために毎日少しずつでも動くことが幸せにつながることを教えてくれる話だ。

【目次】
まえがき

第1部 夢をかなえる
 第1章 バケイグラ・バケイグラFC
 第2章 私たちも挑戦する
 第3章 私たち女はバカじゃない
 第4章 いま自分ができる小さな善行をなすこと
 第5章 南アフリカが歩んだ過酷な歴史
 第6章 グラニーたちがやってくる!

第2部 試合に挑む
 第7章 サッカー愛がつなげた絆
 第8章 奪われたものが多すぎる
 第9章 互いに敬意を払うこと
 第10章 ブブセラ対ウクレレ
 第11章 乾いた大地に雨が降る
 第12章 たくさんのゴールが決められますように

第3部 もっともっとゴールを
 第13章 南アフリカでグラニーたちに歓迎される
 第14章 ラドゥーマ、ラドゥーマ!
 第15章 女性を殴るのは、岩を殴るようなもの
 第16章 バオバブの木

エピローグ サッカー・シスターズ

あとがき
謝辞
訳者あとがき 実川元子
関連年表

内容説明

差別、貧困、暴力、病気…南アフリカが歩んだ過酷な歴史。サッカーは私の人生を一変させた。2023年第75回クリストファー賞。2024年インディペンデント・パブリッシャー・ブック・アワード。2024年ノーチラス・ブック・アワード。

目次

ONE 夢をかなえる(バケイグラ・バケイグラFC;私たちも挑戦する;私たち女はバカじゃない;いま自分ができる小さな善行をなすこと;南アフリカが歩んだ過酷な歴史;グラニーたちがやってくる!)
TWO 試合に挑む(サッカー愛がつなげた絆;奪われたものが多すぎる;互いに敬意を払うこと;ブブセラ対ウクレレ;乾いた大地に雨が降る;たくさんのゴールが決められますように)
THREE もっともっとゴールを(南アフリカでグラニーたちに歓迎される;ラドゥーマ、ラドゥーマ!;女性を殴るのは、岩を殴るようなもの;女性を殴るのは、岩を殴るようなもの;バオバブの木)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

74
2010年ボストン近郊サッカークラブの女性たちが、南アフリカでサッカーを楽しむ高齢女性の存在を知り、アメリカの大会に招待する。素人の書いた地味な本だが、知らない世界の日常に感心するばかりだった。南アの女性たちは小学校も満足に出ず、小さい畑や商売で子や孫を養っている。篤志家のママ・ベカがまとめ役で、ヴィザ取得の書類揃えも難しい女性たちをアメリカへ連れてくる。航空券だけで4万ドルかかるが、アメリカ人たちは必死で寄付集め。それに寄付してくれる会社、ホームステイを提供してくれる人がいるのに感心。 2025/03/24

まる子

19
これは実際にあるノンフィクション。かつてアパルトヘイト法で黒人差別があった南アフリカ。ネルソン・マンデラが法を廃止した。が、差別はそう簡単には終わらない。南アフリカの田舎に住む60代以上のおばあちゃんたちのサッカーチームがあるなんて信じられるだろうか?それが「サッカー・グラニーズ」(サッカーおばあちゃん)だ。幼い時、学校に満足に行けず、夫に従い時にシングルになり苦労してきた彼女たち。高齢にしてはじめたサッカーで血圧が下がり、足腰も丈夫になった。彼女たちは生きる希望を自分で切り拓いた逞しい人たちだった!2025/06/02

あのした

6
南アフリカのおばあちゃんたちがサッカーをする、その背景の残酷さと希望が胸を締め付ける内容でした。このおばあちゃんチームが、アメリカに渡ってサッカー大会に参加するまでの軌跡が、主内容であるけれど、その過程が壮絶で、こんなにも大変なのか?!と思わされかつ自分のような先進国でのうのうと生活している身からは想像できないほど彼女たちは厳しい環境で生き抜いていることを痛感させられました。それでもアメリカ人の著者をはじめその仲間やおばあちゃんたちとの心の交流や苦難を乗り越えた先の友情に涙を禁じ得ませんでした。オススメ!2025/07/14

しょうた

4
南アフリカのおばあちゃんサッカーチーム(グラニーズ)を題材にしたノンフィクション。 著者は中年のアメリカ人女性で彼女もサッカーをしている。 驚くべきは80歳を超えてもグラニーズでプレイしている人がいること。又、その人が運動することで健康を維持できているという言葉には説得力しかない。 物語は、アメリカの大会にグラニーズを呼んで成功させる。その後著者をはじめとするアメリカ人達も南アフリカを訪れグラニーズ達と交流する物語。2024/11/28

3
南アフリカのグラニーズ(お婆ちゃん)たちがサッカーを始め、アメリカの大会に招待される話……というのが、本書の大筋だが、これは我々が想像する次元の話ではない。グラニーズは三重の差別がある。黒人であること、女性であること、地方在住者であることだ。そんなお婆ちゃん達がサッカーを行う理由も恐ろしい。彼女達は認知症になると、魔女と見做され、迫害を受ける。インフラは整っていないし、子供達は学校に通うお金がない。子供は病気で死ぬが、感染症の名前を言うことは宗教に反するため、何も訴えずに死に絶えることもある。2025/02/18

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