内容説明
「半熟」とは未完成を肯定的に見ようとすること―。テントウムシの紋様パターン、「もののあわれ」の時間、謎のUFO写真…。すべてが変動するこの「半熟」の時代のなかで、ゼロ地点から世界を見つめ直すことのできる、知性と感性を鍛えるための11のレッスン集。
目次
PROLOGUE 半熟社会の申し子となれ
WORKS(LADYBIRDS;before baked;縫い包み;Cast the Skin/Second Birth;Hazy Remembrance 記憶;もののあはれ;うぶ毛;Twilight specs;not completed;Scope for Improvement;Obscure)
EPILOGUE
著者等紹介
原研哉[ハラケンヤ]
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表・武蔵野美術大学教授。デザインの領域を広くとらえて多方面にわたるコミュニケーションプロジェクトに携わる。長野オリンピックの開・閉会式プログラム、2005年愛知万博のプロモーション、無印良品の広告キャンペーン、AGF、JT、KENZOなどの商品デザイン、松屋銀座リニューアル計画のデザインディレクション、展覧会「RE DESIGN」「HAPTIC」「SENSEWARE」の企画など、多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。