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出版社内容情報
建築界を熟知する著者による、現在進行中の渋谷再開発の克明なリポート。都市再開発をめぐる重要な問題を明らかにし、将来を展望する。建設現場の記録写真多数。解説=大津若果
内容説明
みんなの「渋谷問題」にする本。工事現場が垣間見せたこの光景はもうない!
目次
変わりゆく風景を問い続ける「渋谷問題」の助走として
劇場型工事に対峙する
「ながら工事」と物質世界
仮設工事と仮構的な物質性
臓器移植と整形手術
渋谷のアクセシビリティを問う
「渋谷駅解体」が露わにするもの
工事の相貌が孕む一瞬のユートピア性
工事現場の生態学
加速する公園の施設化―続報みやしたこうえん〔ほか〕
著者等紹介
真壁智治[マカベトモハル]
1943年、静岡県生まれ。プロジェクトプランナー、M.T.VISIONS主宰。東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。「建てない建築家」を標榜し、都市、建築、住宅分野のプロジェクトプランニングに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
169
先日読んだ『SHIBUYA! ハーバード大学院生が10年後の渋谷を考える』に続いて、渋谷再開発第二弾で本書を読みました。かなりマニアックなので一般向きではありませんが、仕事で多少関わりがあるので、興味深く頁を捲りました。渋谷の再開発が完了する2027年にまた続編を出して欲しいと思います。2020/02/03
Yakmy
3
渋谷の変化のダイナミズムをとらえた本。引用した点の問題意識は、私自身の考えに通じるものがあった。モノクロを中心に日付入りでとらえた写真を中心に、現場に立ち会い、その変化を建築的な目線で思考していく。2021/01/30
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