出版社内容情報
2017年、重要文化財に指定の「日本人の理想の住宅」。その全貌をあますところなく紹介。解説は日英併記、実測図も充実の決定版。
松隈 章[マツクマ アキラ]
著・文・その他
古川 泰造[フルカワ タイゾウ]
写真
内容説明
1928年(昭和3)、京都・大山崎に完成した建物は、環境との共生、住む人本位の観点に配慮した理想の住まい。2017年、国の重要文化財に指定されたことで、さらなる注目を集めている。日本語・英語を併記、すべての建築愛好家待望のコンプリートブック。聴竹居の外観・内観および細部を、およそ180点の写真と図であますところなく紹介。竹中工務店大阪本店設計部で作成された、最新かつ詳細な実測図およそ360点を網羅。
目次
写真集
一屋一室
閑室と茶室
共生と調和
藤井厚二が手掛けた調度品
八木邸
藤井厚二の生涯
“木造モダニズム”の原点(藤森照信)
聴竹居―行為に相即する家(深澤直人)
聴竹居が伝えるもの(堀部安嗣)
聴竹居の歩み(松隈章)
参考―「日本の住宅」各論概説
実測図
年譜
著者等紹介
松隈章[マツクマアキラ]
株式会社竹中工務店設計本部所属、公益財団法人ギャラリーA4(エークワッド)企画マネージャー兼務。一般社団法人聴竹居倶楽部・代表理事。1957年、兵庫県生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業後、竹中工務店に入社。設計業務の傍ら近代建築の保存活動やギャラリーA4での企画展をはじめとする数多くの建築展に携わる
古川泰造[フルカワタイゾウ]
1957年、大阪府生まれ。大阪写真専門学院卒業。スタジオ勤務、フリーランスを経て1982年より竹中工務店で建築写真の撮影に携わる。2018年3月、竹中工務店を退職。4月、フォト・アトリエ・F設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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