出版社内容情報
パドヴァ、ヴェネツィア、ローマ、ナポリなど、ゲーテ「イタリア紀行」をガイドに、イタリアの都市と建築の魅力を伝える。
内容説明
空青く光輝く、南欧イタリア。ドイツの文豪ゲーテの名著『イタリア紀行』を片手に旅に出よう。ヴィチェンツァからパドヴァ、ヴェネツィア、アッシージ、そしてローマ、ナポリ、パレルモへ―。建築家・パラーディオ研究の第一人者が描き出す、発見と喜びに満ちた七つの都市の肖像。
目次
序章 君知るや南の国
第1章 ヴィチェンツァ―建築家パラーディオを育てた都市
第2章 パドヴァ―聖人も祀る豊かな北の大学都市
第3章 ヴェネツィア―海に浮かぶ国際文化都市
第4章 アッシージ―自然に囲まれた聖なる都市
第5章 ローマ―歴史の重層する世界の首都
第6章 ナポリ―陰翳深い南国の都市
第7章 パレルモ―文明の交差した異国情緒の都市
終章 旅の余韻
著者等紹介
渡辺真弓[ワタナベマユミ]
建築史家、博士(工学)。専門は西洋建築史・都市史。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。1976‐77年イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学に学ぶ。1979年より東京造形大学専任講師、助教授、教授を経て2014年より名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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