イタリア建築紀行―ゲーテと旅する7つの都市

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イタリア建築紀行―ゲーテと旅する7つの都市

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  • サイズ B6判/ページ数 447p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582544527
  • NDC分類 523.37
  • Cコード C0052

出版社内容情報

パドヴァ、ヴェネツィア、ローマ、ナポリなど、ゲーテ「イタリア紀行」をガイドに、イタリアの都市と建築の魅力を伝える。

内容説明

空青く光輝く、南欧イタリア。ドイツの文豪ゲーテの名著『イタリア紀行』を片手に旅に出よう。ヴィチェンツァからパドヴァ、ヴェネツィア、アッシージ、そしてローマ、ナポリ、パレルモへ―。建築家・パラーディオ研究の第一人者が描き出す、発見と喜びに満ちた七つの都市の肖像。

目次

序章 君知るや南の国
第1章 ヴィチェンツァ―建築家パラーディオを育てた都市
第2章 パドヴァ―聖人も祀る豊かな北の大学都市
第3章 ヴェネツィア―海に浮かぶ国際文化都市
第4章 アッシージ―自然に囲まれた聖なる都市
第5章 ローマ―歴史の重層する世界の首都
第6章 ナポリ―陰翳深い南国の都市
第7章 パレルモ―文明の交差した異国情緒の都市
終章 旅の余韻

著者等紹介

渡辺真弓[ワタナベマユミ]
建築史家、博士(工学)。専門は西洋建築史・都市史。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。1976‐77年イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学に学ぶ。1979年より東京造形大学専任講師、助教授、教授を経て2014年より名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

411
ゲーテの『イタリア紀行』の跡をたどってイタリアの7つの都市を巡る旅。著者の専門分野は西洋建築史、都市史。どうやらパラーディオに最も関心を寄せているようだ。選ばれた7都市は著者の贔屓もあって、やや偏在。ヴィチェンツァ(パラーディオ建築が多数残る)やパドヴァ(著者の留学先)は一般的にはマイナーな街だ。私は大好きだし、フェラーラやルッカなどとともに捨てがたい魅力ある街だと思う。一方、フィレンツェは外れていたりする。これらのうちでゲーテが最も長く滞在したのはローマ。古代好きのゲーテならいかにも、であるが。2021/03/02

まーくん

85
君知るや南の国 レモンの木は花咲き…。ゲーテの『イタリア紀行』を道標にイタリアの七つの都市(ヴィチェンツァ、パドヴァ、ヴェネツィア、アッシージ、ローマ、ナポリ、パレルモ)と周辺を巡る。著者は東大建築科出身の西洋建築史家であるが専門に拘らず、歴史や文化について広く語り、とても楽しく読み終えた。パドヴァ大学に留学されていたこともあり、最初のヴェネト州三都市では建築家パラーディオの記述に力が入る。文明の交差したシチリア。太陽が強烈なだけ陰鬱も深いパレルモでは複雑で奇怪な人々や事物が多くても不思議ではないと言う。2021/03/18

コットン

73
ゲーテとともにイタリアを巡る各地の建築紀行。ゲーテに関しては25歳で『若きヴェルテルの悩み』が大ブレークし又ヴァイマール公国の内政に関わることになり、その後以前から熱望していたイタリア行きとなる顛末やら、詐欺師カリオストロと同一人物だとされる男の家族にゲーテがイギリス人になりすまし、カリオストロの消息を家族に伝えるが彼らの善良な振る舞いに感動し、心から同情したりもする。そうした人間観察が『ファウスト』に登場する複雑な性格の悪魔メフィストファレスなどの造形へとつながるだろう。等、面白い。建築紀行も楽しい。2018/08/31

aisu

14
建築史の専門家の著者がイタリアの七つの都市を紹介する。著者の興味対象に引っ張られつつ(16Cのパラーディオが特に好き?)、建築と歴史は切り離せないので、都市の歴史も紹介。時には、現代の事情も。それだけだと味気ないので、装飾的にゲーテの文章も挿入した感じ。ゲーテの説明、紹介もある。ゲーテは1786年、イタリア紀行に旅立つ。近々フランスで革命起こりそう?、ヨーロッパ不安定だから旅行とかやめとこう、とはならなかったのね。2015/06/08

chang_ume

6
ローマ編を中心に。面白かった。さまざまな時代・様式の建築に対して、寛容鷹揚な著者の姿勢が好ましい。建築史や都市史など、どの分野についても平易で飾らない言葉で語られます。他のローマ解説本にありがちな自己陶酔や情報羅列に辟易していたので(あの無駄な冗漫さには本当にうんざり)、気持ちよく読めました。というか、きちんとしたローマ解説本は本当に少ない。対抗宗教改革から非言語の表現としてバロックは生まれたんだなとか、こちらも理解が素直に入っていく。そして時折登場するゲーテの紀行文が意外にも素朴な味わい。良書。2019/08/05

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