デモクラシーを“まちづくり”から始めよう―シャッター通りから原発までを哲学する

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デモクラシーを“まちづくり”から始めよう―シャッター通りから原発までを哲学する

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582544473
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C0031

出版社内容情報

原子力ムラやシャッター通りはなぜできたのか? 大型ショッピングモールやタワーマンションはなぜ悪なのか? 「仲良し=コミュニティ」からの脱却こそが、政治不在の日本を救う。

内容説明

シャッター通りや原子力ムラはどうしてできたのか?高層マンションやショッピングモールは「悪」なのか?まちづくりにおける似非「正義」を、政治的視点から暴く意欲作。「仲良し=コミュニティ」からの脱却を説く、新たなデモクラシー論の登場!

目次

第1部 “まちづくり”の正義とは何か(原発による“まちづくり”は何ゆえに破綻したのか;シャッター通りの元凶はショッピングセンターなのか;「騒音オバサン」を“まち”から排除できるのか;高層マンションを景観のために削ることは可能なのか)
第2部 見当違いの処方箋(法制度で街並みは整序されるのか;「コミュニティ」は至高か、それとも暴力か;住民参加が社会的合意なのか;ゲーテッド・コミュニティは社会悪なのか)
第3部 地方自治から市民社会へ(「都市」とは何か;「市民」とは誰か;「政治」の契機をどこに求めるのか;ああらためて問う、“まちづくり”の正義とは何か)

著者等紹介

竹井隆人[タケイタカヒト]
政治学者。博士(学術)。(株)都市ガバナンス研究所代表。立命館大学政策科学部非常勤講師。1968年京都市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修了。長らく政府機関にて〈まちづくり〉に関わり、いまは〈まちづくり〉シンクタンクを経営し、京都を中心に活動中。「政治」の原点は〈まち〉にあるとする論評、著作多数。単著に『デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう』『集合住宅と日本人』(ともに、平凡社)など。共著に『排除と包摂の政治学』(木鐸社)など。訳書にベンジャミン・R・バーバー『消費が社会を滅ぼす?!』(吉田書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

14
シャッター商店街問題の本質は、税制にある(41頁)。ならば、消費税8%になれば、物価は上がるので余計にシャッター街は増えるのだろうか。節税のために、か。節税による実収入増、と。懐に余裕があるからこそ下ろしたまま(42頁)。見た目では悲壮感があるが、意外に、当事者らは消えていないという。「ドロドロとした近隣の当事者同士の感情の縺(もつ)れが潜んでいるはず」(55頁)の近隣トラブル。民事不介入の警察(56頁)。確かに。受忍限度というときに、開き直りでは誠実性欠如(66頁)。細かなルールづくりが大事(71頁)。2013/11/15

ハチアカデミー

2
日本人がもっと政治的主体たる自覚を強め、上に甘えることなく自らまちを作ろうと考えることから、デモクラシックな共同体ができる、という論旨。共同体としてのまちを、具体的にどのように形作ることが可能なのか、という内容を期待したのだが、わかりやすい敵を叩くことに終始した印象。情報に踊らされる一般民衆を啓蒙する、というスタンスが好みでない。原発に反対する人間が電気代値上げの覚悟を持っているのかと指摘するが、過半数は持っているんじゃないか。クレイマー型、ああいえばこういう型の独善が目立つ。申し訳ないが文句しかでない。2013/09/25

くらひで

1
巷では<まちづくり>はコミュニティから、との言説が多いが、著者は、そのコミュニティこそ思考停止する馴れ合いの「仲良し」に堕落し、他人任せの無責任に繋がるという。真のまちづくりを推し進めるのであれば、各自が自覚を持って政治に参加し、私的政府をつくり、直接性デモクラシーを導入する必要性を強調する。原発やシャッター通りなどの問題をエセ正義でもって主張するのではなく、住民が自覚を持って決断し、行動すべき、という持論は、正論かもしれない。それが住民自治というものだろう。2014/01/01

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