住まい学エッセンス<br> 中野本町の家

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住まい学エッセンス
中野本町の家

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582543612
  • NDC分類 527
  • Cコード C0352

出版社内容情報

弟の設計による姉の家G邸「中野本町の家」はいかにしてU字型形状の特異な空間となり、日本の1970年代を代表する住宅建築と目されながらも20年後に短い歴史を閉じることになったのか? 解体の直前直後に住まい手母娘と建築家が赤裸々に語ったドキュメント《White U》。「住まい学大系」シリーズのなかでも大反響を呼んだ名著、新版解説・西沢立衛(シリーズ装幀・山口信博)。

【目次】
インタビュー 聞き手・鈴木明
後藤暢子
後藤幸子
後藤文子

住宅の死をめぐって 伊東豊雄

付論
白い環 伊東豊雄

 プランの変遷
 家具・照明
 シルバーハットへのデザインプロセス
 「中野本町の家」データ

あとがき 後藤暢子・後藤幸子・後藤文子
新版あとがき 伊東豊雄

解説 西沢立衛

【著者略歴】
後藤暢子(ごとう・のぶこ) 1938 年京城(現ソウル市)生まれ。東京大学教養学科大学院修士課程修了(比較文化専攻)。音楽学者(日本近代音楽史)。著書『山田耕筰』(ミネルヴァ書房2014)ほか。2003年『山田耕筰著作全集』(全3巻、岩波書店2001)の編集主幹としてミュージック・ペンクラブ賞受賞。「中野本町の家」施主、設計者の姉。

後藤幸子(ごとう・さちこ) 1964年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。料理店、ホテル等勤務後、飲食業に多角的に従事。

後藤文子(ごとう・ふみこ) 1965年東京生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部教授。専門は近代美術史。共著『科学と芸術』(中央公論新社2022)ほか。

伊東豊雄(いとう・とよお) 1941年京城(現ソウル市)生まれ。建築家。東京大学工学部建築学科卒業後、菊竹清訓建築設計事務所を経て71年独立。作品「中野本町の家」(1976)「シルバーハット」(1984/ 日本建築学会賞作品賞)「八代市立博物館」(1991/ 毎日芸術賞)「大館樹海ドーム」(1997/ 芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞)「せんだいメディアテーク」(2000/ 日本建築学会賞作品賞)「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」(2007)「みんなの森ぎふメディアコスモス」(2015)「台中国家歌劇院」(2016/ 村野藤吾賞)ほか。著書『風の変様体』(青土社1989)『透層する建築』(同2000年)『伊東豊雄 21世紀の建築をめざして』(エクスナレッジ2018)『伊東豊雄 美しい建築に人は集まる』(平凡社2020)『伊東豊雄自選作品集 身体で建築を考える』(同2020)ほか。ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞(2002)、王立英国建築家協会ロイヤルゴールドメダル(2006)、高松宮殿下記念世界文化賞(2010)、プリツカー建築賞(2013)、UIAゴールドメダル(2017)ほか受賞。


内容説明

世界に知られた建築家が手がけた姉の家はいかにしてU字型形状の特異な空間となり、日本現代住宅の到達点と目されながらも20年後に短い歴史を閉じることになったのか―解体の直前直後に住まい手の母娘と設計者が赤裸々に語ったドキュメント。

目次

インタビュー―聞き手・鈴木明(後藤暢子;後藤幸子;後藤文子)
住宅の死をめぐって
付論(白い環(プランの変遷;家具・照明;シルバーハットへのデザインプロセス;「中野本町の家」データ))

著者等紹介

後藤暢子[ゴトウノブコ]
1938年京城(現ソウル市)生まれ。東京大学教養学科大学院修士課程修了(比較文化専攻)。音楽学者(日本近代音楽史)。著書『山田耕筰』(ミネルヴァ書房2014)ほか。2003年『山田耕筰著作全集』(全3巻、岩波書店2001)の編集主幹としてミュージック・ペンクラブ賞受賞。「中野本町の家」施主、設計者の姉

後藤幸子[ゴトウサチコ]
1964年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。料理店、ホテル等勤務後、飲食業に多角的に従事

後藤文子[ゴトウフミコ]
1965年東京生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部教授。専門は近代美術史

伊東豊雄[イトウトヨオ]
1941年京城(現ソウル市)生まれ。建築家。東京大学工学部建築学科卒業後、菊竹清訓建築設計事務所を経て71年独立。作品「中野本町の家」(1976)「シルバーハット」(1984/日本建築学会賞作品賞)「八代市立博物館」(1991/毎日芸術賞)「大館樹海ドーム」(1997/芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞)「せんだいメディアテーク」(2000/日本建築学会賞作品賞)「台中国家歌劇院」(2016/村野藤吾賞)ほか。ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞(2002)ほか受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sun

0
住宅をめぐる重い話です。クライアントの大切な人の死を悼む暗い心に共鳴して閉じたチューブを作ったみたいなことことが書いてあったが、本当はそんなの関係なく閉じた箱を作りたかっただけなのではと思いました。日本の建築界も閉じる方向に向かっていた時代だと思いますので。。やはり伊東さんほどの建築家になるためには強烈なエゴイズムが必要なのだなと感じました。普通に考えれば、死の悲しみを払拭していくように明るく希望に満ちた住宅を目指すと思います。そりゃ、壊したくなるよとクライアントに納得。これは伊東さんが犯した罪ですね。2025/01/09

M T

0
夢でよく引越しをする。子供の頃から住み替えで何軒かの家に住んで今一番地面から離れているからだろうか。 とまあ大抵自宅にこもっているだけにこの本の、作りの変わった邸宅の佇まいがすきになり、一度でいいから覗いてみたかった。住むのはちょっと不便そうだが。しかし建物というものの運命は住む人次第。もうすでにこの世にはありません。2024/08/01

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