現代精神医学批判―からだに触ってください

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582513271
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0047

出版社内容情報

「心の病」が強調される時代、日本の精神医学はこれでよいのか? 精神科救急の第一人者が根底からとらえ直し、生身のからだを大切にすることから治療・治癒が始まると力説。

内容説明

自他共に許す専門精神科医が現状に向かって鋭く放つ批判の矢。

目次

第1章 鬱と自殺
第2章 衝動的なもの
第3章 スキゾフレニアをとらえなおす
第4章 ナルシシズムについて
第5章 DSM‐3に始まる診断体系への疑問
第6章 アフォーダンスとミラーニューロン

著者等紹介

計見一雄[ケンミカズオ]
1939年東京生まれ。麻布中学校、灘高等学校を経て千葉大学大学院医学研究科卒業。医学博士。医療法人同和会千葉病院副院長などを経て千葉県精神科医療センターの設立に携わり、20年にわたり同センター長を務める。日本精神神経学会理事、日本精神科救急学会理事長を歴任。現在は社会医療法人公徳会佐藤病院顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

1
精神か臨床の大緯線を歩んで来た人の精神病理学。精神病理学は得てして机上の空論になりがちだが、この本は臨場感が伝わってくる。あとがきでの「私が臨床と言ったときは、...隔離室の中で床に敷いたマットレスに患者さんと一緒にへたり込む事だった事実で、そういう臨床経験を持たずに「私は臨床医ですから」などという自称精神科医は羊頭狗肉のたぐい」にはとても同意できた。2012/11/29

tekesuta

1
いろいろ面白かったけど、人間のある特異な病状をときおり歴史の中の国家や個人の言動と比較しているところがユニーク。もちろん病跡学という話ではない。人はわからない状況に意味をつけたがる。それは病者の妄想だけに限ったことではなく、閉塞した社会に1つの刺激(たとえば真珠湾攻撃)を与えることも同様なのだと引いて、精神疾患が特別の人間がかかる特別の症状なのではないことを説明していたりする。 2012/12/11

estis

0
精神医学の話の中で、「アフォーダンス」「ミラーニューロン」という言葉が出てくることに興味を持って読んだ。 精神と肉体とを分け隔て、精神が特別なものであるという思い込みが、精神病をスティグマとしている。 精神病は精神だけの病ではなく、肉体の病である。 分ける という方法は考えるための有効策ではあるけれど、分けたがために見えなくなることもあるってことか。2013/04/08

ステビア

0
中学の大先輩の本。アフォーダンスとミラーニューロン。良かったです。2013/01/26

Ms. V

0
シュリンクス-誰も語らなかった精神医学の真実 2024/07/20

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