出版社内容情報
中国の多彩な図像学の系譜を受け継ぐ中国のマンガ〈連環画〉。20世紀中国社会を如実に映す連環画を巡る、本邦初の本格的な紹介。
武田 雅哉[タケダ マサヤ]
著・文・その他
内容説明
これが近現代中国だ!中国の悠久たる図像学の系譜を受け継いで生まれた中国のマンガ・連環画。ときにコミカルで愉快、ときに過酷で恐ろしい、20世紀の中国社会を如実に映し出す連環画をめぐる本邦初の、本格的な紹介!
目次
1 絵とともに語られるはなしの系譜
2 連環図画の誕生―中華民国(一九一二~四九)
3 混乱から改良、そして隆盛―中華人民共和国建国初期(一九五〇~六〇年代前半)
4 闘争する“小人”たち―文化大革命時期(一九六六~七六)
5 いまひとたびのご奉公―文革終熄後(一九七〇年代末~一九八五)
6 大河からせせらぎへ―連環画の衰退(一九八六~二一世紀)
7 連環画のさまざまな“顔”―そして饒舌な“口”
8 日本の読者のための一章
著者等紹介
武田雅哉[タケダマサヤ]
1958年北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻、中国文学。現在、北海道大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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