内容説明
存在あるところに、希望はある―生誕130年、今なお人々の思索の糧として生き続ける魯迅。その膨大な言説から130句を精選。言葉がつなぐ日中の絆―二ヵ国語並記・日中共同出版。
目次
第1章 世界はこんなにも広い
第2章 世相の花
第3章 中国の脊梁
第4章 人として生きる
第5章 希望は地上の路のごとし
第6章 読み・書き・考え・行動する
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプーン
41
遠く先を見据えた至言の数々。 卓越した文人はその国の宝である、と切に思ふ。2024/05/29
珈琲好き
7
字を知らぬ人だから俗というのではなく、無理に詩文を引用して取り違えるから俗になる。富豪の息子だから俗になるのではなく、彼が詩を作ろうとしてうまくいかないから、俗なのだ。2015/11/21
ゆき
6
魯迅。良い事を仰ってますね。皮肉もとても分かりやすい。しかし、この時代って政府を痛烈に批判しても大丈夫でしたっけ?結構、政府に抗議してるんですけど・・・。大丈夫じゃないよねー。狂人日記の時に人間失格の読後感ととても似ているなと思って興味を持ったのですが・・暗喩がとても多くってそれも面白いです。「私は確かにいつも、他人を解剖しているが、しかしそれより多く、さらに容赦なく私自身を解剖している」というお言葉には頭が下がる思い。そうでありたいです。2015/01/07
Sarah(サラ)
2
「人には必ず欠けたところがあり、それによってようやく、何が必要か思いいたる」「幼いときに人として扱われなければ、大人になっても人として生きられない」「幻滅するのは多くの場合似せのなかに真を見たときではなく、真のなかに仮を見たときである」など、ほぉ と頷ける言葉が多い。手元に置いておきたい一冊2016/08/02
みっつん
1
以下の言葉が印象に残った。 - 闘争は、むしろ正しいと思います。抑圧されてどうして戦わないのですか? - 人々は、英雄のような特別の悲劇に身を滅ぼす者は少なく、きわめて日常的か、さもなければ何事もなかったかのようにみえる悲劇に、身を消耗させる者のほうが多い。 - 幼いときに人として扱われなければ、大人になっても人として生きられない。 - 今なにが必要かを問わずともよい、自分になにができるかを問うことです。2024/05/03




