内容説明
象徴としての鷲が、中世から20世紀にいたるまで、どのような政治的機能を帯びていたかをヨーロッパ文化全般において検討。著者は「アナール学派」第四世代に属する中世史家。
目次
第1章 不在の空―カロリング朝の権力
第2章 崇高なる鳥18世紀における鷲の潜在的な意味
第3章 妥協の産物としての図像―オットーの鷲(10世紀)
第4章 象徴と記章―中世の鷲(10‐15世紀)
第5章 逃げ去る鳥―寓意画と銘における鷲(16‐18世紀)
第6章 集結のしるし―アメリカ合衆国とフランス帝政の国家的な鷲(1776‐1804年)
第7章 視覚の罠―ナチスの鷲
感想・レビュー
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- 洋書
- Storm Singer