サラソウジュの木の下で―インド植物ものがたり

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582481389
  • NDC分類 472.25
  • Cコード C0045

内容説明

人はなぜ、やさしく、おおらかに生きられるのか。タゴールの学園で学んだ若い日、民話を求めて訪れた村、神や仏のやどる花と木、市場と食卓にならぶ草花…。人と植物とのかかわりを描く、“スローライフ・エッセイ”54編。

目次

サラソウジュの木の下で―サラソウジュ
創世神話の木―カラム
苦しみからほんのちょっと…―モフワ
柿の葉のタバコ―ボンベイコクタン
ポトゥアの絵道具―ベルノキ
葉っぱの注連縄―マンゴー
木陰のバザール―ベンガルボダイジュ
閻魔さまのしごき棒―インドワタノキ
神々の雑居ビル―インドボダイジュ
森の炎―ハナモツヤクノキ〔ほか〕

著者等紹介

西岡直樹[ニシオカナオキ]
1946年、東京生まれ。宇都宮大学農学部卒業後、1973~78年に、インド西ベンガル州のシャンティニケトン大学、カルカッタのジャドブプル大学でベンガル語を学ぶ。インドの村々を回り、昔話および植物に関する話を収集して現在にいたる
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感想・レビュー

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in medio tutissimus ibis.

1
植物や内容としては『インド花綴り』シリーズかなり重複する。著者もあとがきで述べている通り、インド全体というよりベンガル地方にフォーカスした情報が多く、ボンガ(神霊)を祀るベンガル固有の神話や祭祀というものがあるということを生き生きと示している。例えば仏教徒にはなじみ深いブッダの象徴でもあるもサラソウジュが、主流ヒンズー教では葉っぱでお皿を作ったり樹液を護摩に投じるくらいのさほど重要でないという一位置づけながら、ベンガルでは瘤取り爺さんの様ないわれをもつバハ・プージャーという花のお祭りの主役であるように。2017/04/04

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