内容説明
起伏に富んだ複雑な迷路、通りを行き交うロバと商人、美しいイスラーム建築…。この異国情緒あふれる都市フェスの姿を、市民たちへのインタビューを通して、いきいきと描き出す。イスラームの宗教施設内部や巡礼風景などの貴重な写真も多数収載。
目次
第1章 迷宮都市を歩く
第2章 旧家に見るフェスの暮らし―ラズラック家
第3章 女性から見たイスラーム―メルニシ家
第4章 膨張する都市の社会問題―フィラリ・ババ議長
第5章 フェスという都市の象徴性―詩人アラウイ・ベリチ
第6章 近郊に暮らす人々―シャドリ家
第7章 フェスと京都