中世から近世へ<br> 織田信長―戦国時代の「正義」を貫く

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中世から近世へ
織田信長―戦国時代の「正義」を貫く

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  • サイズ 46判/ページ数 305p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582477474
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「時代の変革者」という従来の織田信長像を見直し、当時の社会秩序を重視して天下人へと昇り詰めた「同時代人」信長の姿を明らかにしつつ、中世から近世への移行期の様相にせまる。

内容説明

天下人が求めたものは何だったのか―。近年、見直されつつある「革命児」のイメージ。室町幕府から継承される秩序の中に生きる同時代人が、時代の要請に応え、天下静謐を果たした先に見据えた「あるべき姿」の実態に迫る。

目次

第1章 信長の登場と尾張平定
第2章 「天下再興」への道
第3章 元亀争乱と将軍義昭・信長
第4章 天下人信長の出来
第5章 「天下一統」と政治構想
第6章 本能寺の変とその後
終章 「外聞」を重視し「有姿」を求めた天下人信長

著者等紹介

柴裕之[シバヒロユキ]
1973年東京都生まれ。東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。専門は日本中近世移行期史。現在、東洋大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

17
先日出た平井上総氏の信長本と同じく、金子拓氏・神田千里氏らによる新しい信長像・織田政権論をまとめた一冊。「現状の追認をしつつ、あるべき姿に正していこうとする」という信長への評価は、一昔前の「革命児」からは程遠いもの。天正年間の信長は、京からいなくなった足利将軍の代わりを、荒っぽいながらも精一杯演じようとしたようにも見える(自分が追放したんだけどね)。いずれにしても「革新」か「保守」かという後世の視点を外し、同時代人の目線から見ることが大切である。2020/12/28

coolflat

16
・一般的には信長の傀儡政権とされる義昭政権だが、基本的に信長は義昭政権の運営に介入するスタンスをとっていない。そのことは彼自身が将軍義昭から副将軍か管領の格に就くよう求められたにもかかわらず、辞退していることからもわかる。通説では信長の辞退の理由は中央の実権を握ろうとした彼が、義昭政権内に位置づけられるのを嫌ったためとされるが、実はそうではない。彼自身が義昭政権自体を尊重し、自身の介入を好まなかったからである。天下人として中央を統治する義昭政権を傀儡化しようとする考えは信長にはなかったといえる。2024/12/15

Book Lover Mr.Garakuta

16
【図書館】【速読】:以前に借りて読んでいたのを忘れていたが、読み始まるなり思い出した。結構斬新的で新鮮的な考えになる。2022/05/14

Book Lover Mr.Garakuta

16
図書館本:【速読】:信長を色々な切り口から見た解説本。新たなる信長像が見えたのが良かった。革命時信長の本来の姿に迫る面白い本だった。こういう考え方もありなのねと思う。2021/10/06

Toska

15
織田信長についての語りは結構難しい。専門家の間では久しい以前から地に足のついた実像の探求が続いているのに対し、ドラマや漫画、ゲーム等では相変わらず「時代を超えた革命児」としての信長像が再生産され続けている。本書は言うまでもなく前者の流れを汲むものだが、ちょっと薄味な印象。信長の実像なんか「もう知ってるよ」層と「そんなの興味ないよ」層のギャップを埋められていないのではないか。現時点での研究成果を誠実に、堅実にまとめているとは思うのだが…2023/02/15

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