出版社内容情報
神話から文献史、考古学まで。新たな歴史像を見せる出雲古代史研究の最前線から、第一人者たちが解説する珠玉の19講。知られざる古代日本への、格好のガイドブック。
内容説明
古代史への新しい視座を出雲から―。神話だけじゃない!古代出雲研究の「今」がわかる19講。
目次
第1部 出雲の神話・伝承・信仰(国譲り神話について―記・紀と風土記の国譲り;国引き神話と八束水臣津野命;潜戸神話と佐太大神;スサノオをめぐる諸問題―紀伊の神がなぜ出雲で活躍するのか;出雲国造神賀詞奏上儀礼)
第2部 出雲の政治・制度・社会(出雲国造出雲臣;古代出雲国の有力氏族―『出雲国風土記』の郡司氏族を中心として;神社と神戸 ほか)
第3部 考古学からみた古代出雲(弥生・古墳時代の日本海交流と出雲;東西出雲論の現在;出雲の玉作り;古代出雲の鉄生産;出雲の祭祀遺跡と神社;古代出雲の道路)
著者等紹介
松本岩雄[マツモトイワオ]
島根考古学会会長・島根県立八雲立つ風土記の丘顧問。日本考古学
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
駒澤大学教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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