出版社内容情報
近江、伊賀から秋田までの古代道路を中心とした地域を、明治期刊行の5万分の1地形図に網羅する。駅路・条里・国府・国分寺・郡家などの推定地や古代史跡、古墳などが地図上に満載。
内容説明
奈良・平安時代の主要な道路を明治期の五万分一地形図で網羅し、2011年の東北地方太平洋沖地震による津波浸水範囲を詳細に記載するなど、自然災害との関連性をも考察できる。古代日本における農村計画の基礎を築いた条里地割を旧版地形図判読により明らかにし、条里呼称についての研究成果も採録。国名、郡名はもちろん、郷名までも収録し、国府、郡家、駅家といった古代施設も掲載。さらに関連遺跡、古墳、貝塚をも収録。
目次
総説
東海道
東山道
坂東
奥羽
北陸道
挿入図一覧
参考資料(日本海;北海道;地形図図式;参考文献)
索引(五十音順索引;難読名称一覧)
著者等紹介
島方洸一[シマカタコウイチ]
日本大学教授/地図学・人文地理学
立石友男[タテイシトモオ]
日本大学名誉教授/地図学・歴史地理学
金田章裕[キンダアキヒロ]
人間文化研究機構長・京都大学名誉教授/歴史地理学・人文地理学
木下良[キノシタリョウ]
古代交通研究会会長/歴史地理学
井村博宣[イムラヒロノブ]
日本大学教授/歴史地理学・経済地理学
落合康浩[オチアイヤスヒロ]
日本大学教授/行動地理学・文化地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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