内容説明
幾度もの危機を乗り越え、積みかさねられてきた南北交流の歴史を辿り、和解と統一への道を探る。
目次
1 出会いの記憶(南と北の最初の出会い―心の三八度線は崩れたか?;南北呼称史―あなたの名は「北傀」から「北側」に ほか)
2 対決の風景(スパイ列伝―映画より劇的な韓国版「マタハリ」;北朝鮮情報歪曲史―生者を殺し、死者を亡命させ ほか)
3 交流の追憶(スポーツ交流史―懐かしきコリアチームの「アリラン」;歌謡交流史―ピョンヤンはトロットがお好き ほか)
4 交渉のレッスン(ミサイル交渉史―舞水端のロケットと波涛;一九九五年「コメ会談」の教訓―最悪の不毛な交渉 ほか)
5 協力の未来(開城工団秘話―希望への道、共栄の土地;風雪に耐えた金剛山―観光事業の功績 ほか)
著者等紹介
金錬鐵[キムヨンチョル]
1964年、韓国江原道東海市生まれ。成均館大学政治外交学科博士課程修了。政治学博士。サムスン経済研究所北韓研究チーム首席研究員、高麗大学校アジア問題研究所教授、韓国政府統一部長官政策補佐官、ハンギョレ平和研究所所長を歴任し、現在、仁済大学校統一学部教授。『冷戦の追憶』で、2009年10月、「第15回統一言論賞大賞」(韓国全国言論労組・韓国記者協会・韓国PD連合会共催)を受賞
李準悳[リジュントク]
1947年栃木県生まれ。1970年、朝鮮大学校政治経済学部卒業。団体職員、団体役員、朝鮮大学校外国語学部教員を経て、現在、会社法人代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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