フリードリヒ2世―シチリア王にして神聖ローマ皇帝

個数:
電子版価格
¥2,464
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

フリードリヒ2世―シチリア王にして神聖ローマ皇帝

  • 藤澤 房俊【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 平凡社(2022/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 56pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月05日 09時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582447149
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

中世の頂点と凋落を具現する神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世。シチリア王国の併合をめざしてローマ教皇と幾度も対立し、2度の破門を宣告された皇帝の生涯と事績をたどる。

内容説明

戦いを交えずにイエルサレムをムスリムから奪還する一方で、鳥類の実証的な研究書である『鷹狩りの書』をまとめ、俗語による「シチリア派の詩」を振興した皇帝の生涯。

目次

プロローグ―フリードリヒ二世とは
1 シュタウフェン家とノルマン朝の結合
2 「子ども王」の時代
3 ドイツの八年間
4 シチリア王国の再建
5 一回目の破門と十字軍遠征
6 教皇との虚虚実実の駆け引き
7 ロンバルディーア都市同盟との戦い
8 教皇との戦い
9 「世界を輝かせていた太陽が沈んだ」
エピローグ―シュタウフェン家の終焉

著者等紹介

藤澤房俊[フジサワフサトシ]
1943年東京に生まれる。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

17
「世界の驚異」フリードリヒ2世の評伝。著者の専門は近代イタリア史なので、専門的な論考があるわけではないが、王の生涯を上手にまとめている。シチリア王国と神聖ローマ帝国の統一という野望のため、終わりなき闘争に明け暮れるフリードリヒの姿が印象的。ローマ教皇との戦いに全てをささげた生涯であったが、結局彼の手に入れたモノは後継に遺せず、シチリア王位はアンジュ―家に搔っ攫われてしまう。なんとも諸行無常が溢れる読後感。またブルクハルトの「最初の近代人」評価やナチス高官から好かれたなど、後世のイメージの変遷も気になった。2022/09/07

まえぞう

17
フリードリヒ2世は、ヨーロッパ中世で最も気になる人物の一人です。この本は、歴史物語として書かれた塩野七生さんのものとは異なって、学術的な著作を取りまとめたものだそうで、確かに、教科書的です。それにしても、ヨーロッパ中世の歴史を読むと、ローマ教皇との関わりがいろんなところにでてきて、本当にややこしいなぁと思います。2022/04/27

ジュンジュン

10
「玉座についた最初の近代人」(ブルクハルト)、「申し分ない無神論者にして教会の敵となる人物」(ニーチェ)、「世界の驚異」(年代記)など時代を先取りした人物として描かれてきたフリードリヒ二世。近代イタリア史リソルジメントが専門の著者による評伝は、虚飾を排し、あくまで中世の価値観の中を生きた人物として描く。その姿は、封建領主のコントロールと、教皇との協調に苦慮し、東奔西走する皇帝の姿。惜しむらくは、上記のようなフリードリヒ像の形成過程も知れたら、なおよかった。2022/04/10

やま

3
フリードリヒ2世の生涯を虚飾や伝説を排し描き出した本。文化面への影響は確かに大きかったが、政治的にはほとんど何も残せなかったのは物悲しい。2022/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19361898
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品