ヴァーグナー家の黄昏

ヴァーグナー家の黄昏

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582447088
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0022

内容説明

ヴァーグナー家とヒトラーの親密な関係、ニュース映画のバックに流れる聞き慣れた曾祖父の音楽…不気味な疑念とともに始まったゴットフリート・ヴァーグナーの過去の探究は、やがて自身の一族からの追放という結果を招くことになった。加害者の子孫としてのアイデンティティーを問い、ホロコースト後の芸術という難題に取り組む、ドイツの「戦争責任」と絡んで一大論争を巻き起こした問題作。

目次

ヴァーンフリート館
方向転換
「権力への意志」
ヴァーグナー家の反ユダヤ主義(1850年‐1945年)
リヒャルト・ヴァーグナー財団
ウィニフレッドの映画
バイロイト祝祭劇場百年祭
自分自身を求めて
クルト・ヴァイルの跡を訪ねて
バイロイトから伸びてくる長い手〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨の入れ首

0
巨匠リヒャルト・ワーグナーの曽孫であり、バイロイト前総監督ヴォルフガング・ワーグナーの長男であるゴットフリート・ワーグナーさんの自伝です。曾祖父の芸術と反ユダヤ主義の関係、そして一族とナチスとの関わりを公にした問題作です。自らのルーツに対するゴットフリートさんの複雑な葛藤と愚直な苦闘が見て取れて、あまり読みやすいとは言えませんでしたがワーグナー愛好家としては見過ごしには出来ない本でした。読後感は重苦しかったです。2024/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/218423
  • ご注意事項

最近チェックした商品