出版社内容情報
ユーラシア大陸4000年の興亡を繙きながら、流通史の視点から「ヨーロッパ」と「中国」を対比。グローバルヒストリー研究の最新成果を駆使し、その歴史と未来をダイナミックに読み解く。
第1章 ユーラシアの商業システム
第2章 ユーラシアの東西の発展過程
第3章 秦漢帝国とローマ帝国
第4章 魏晋南北朝時代の中国とビザンツ帝国の興亡
第5章 隋唐帝国とフランク時代のヨーロッパ
第6章 宋・元代の中国と神聖ローマ帝国から商業の復活期のヨーロッパ
第7章 大航海時代は何を変えたのか──中国からヨーロッパへの転換
第8章 産業革命でヨーロッパと中国の立場が逆転した
第9章 コミッション・キャピタリズムとイギリスの覇権
第10章 中国は覇権を握るのか?
終 章持続的経済成長とコミッション・キャピタリズム
内容説明
覇権の交代はいつ、どう起こるのか?東と西、2つの文明圏が繰り広げた、世界史の「大分岐」を、ヨーロッパと中国の4000年の興亡からダイナミックに読み解く。経済流通史の知見を駆使し、次なる覇権国家の条件と、その可能性を予見する。
目次
第1章 ユーラシアの商業システム
第2章 ユーラシアの東西の発展過程
第3章 秦漢帝国とローマ帝国
第4章 魏晋南北朝時代の中国とビザンツ帝国の興亡
第5章 隋唐帝国とフランク時代のヨーロッパ
第6章 宋・元代の中国と神聖ローマ帝国から商業の復活期のヨーロッパ
第7章 大航海時代は何を変えたのか―中国からヨーロッパへの転換
第8章 産業革命でヨーロッパと中国の立場が逆転した
第9章 コミッション・キャピタリズムとイギリスの覇権
第10章 中国は覇権を握るのか?
終章 持続的経済成長とコミッション・キャピタリズム
著者等紹介
玉木俊明[タマキトシアキ]
京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。博士(文学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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