ユーラシア大陸興亡史―ヨーロッパと中国の四〇〇〇年

個数:
電子版価格
¥2,772
  • 電子版あり

ユーラシア大陸興亡史―ヨーロッパと中国の四〇〇〇年

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月28日 03時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582441222
  • NDC分類 332.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ユーラシア大陸4000年の興亡を繙きながら、流通史の視点から「ヨーロッパ」と「中国」を対比。グローバルヒストリー研究の最新成果を駆使し、その歴史と未来をダイナミックに読み解く。


第1章 ユーラシアの商業システム

第2章 ユーラシアの東西の発展過程

第3章 秦漢帝国とローマ帝国

第4章 魏晋南北朝時代の中国とビザンツ帝国の興亡

第5章 隋唐帝国とフランク時代のヨーロッパ 

第6章 宋・元代の中国と神聖ローマ帝国から商業の復活期のヨーロッパ

第7章 大航海時代は何を変えたのか──中国からヨーロッパへの転換

第8章 産業革命でヨーロッパと中国の立場が逆転した

第9章 コミッション・キャピタリズムとイギリスの覇権

第10章 中国は覇権を握るのか?

終 章持続的経済成長とコミッション・キャピタリズム



内容説明

覇権の交代はいつ、どう起こるのか?東と西、2つの文明圏が繰り広げた、世界史の「大分岐」を、ヨーロッパと中国の4000年の興亡からダイナミックに読み解く。経済流通史の知見を駆使し、次なる覇権国家の条件と、その可能性を予見する。

目次

第1章 ユーラシアの商業システム
第2章 ユーラシアの東西の発展過程
第3章 秦漢帝国とローマ帝国
第4章 魏晋南北朝時代の中国とビザンツ帝国の興亡
第5章 隋唐帝国とフランク時代のヨーロッパ
第6章 宋・元代の中国と神聖ローマ帝国から商業の復活期のヨーロッパ
第7章 大航海時代は何を変えたのか―中国からヨーロッパへの転換
第8章 産業革命でヨーロッパと中国の立場が逆転した
第9章 コミッション・キャピタリズムとイギリスの覇権
第10章 中国は覇権を握るのか?
終章 持続的経済成長とコミッション・キャピタリズム

著者等紹介

玉木俊明[タマキトシアキ]
京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。博士(文学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

11
歴史の教科書の復習というよりは。もっと高所から見下ろした俯瞰的な歴史で、非常に分かり易く興味深く読む事が出来ました。超特急でおさらいする歴史でしたが、著者の論点は15,6世紀以前は世界的に文化・経済でトップにいたのは中国、一方ヨーロッパ地区は高緯度で農産物も乏しく、豊かでは無かったと…海外進出が始まり植民地化により膨大な富を築く事が出来たことが逆転に繋がったと…また、盛んに戦費を賄う「国債」の発行、そして平時の謝金の返済というシステムが中国にあればまた違った世界になっていたかもという仮定も興味深かった…2024/12/17

kentake

1
ユーラシア大陸の東西に位置する中国とヨーロッパについて、同じ時代の両地域を対比しつつ、文明の形成期から現代に至るまでの歴史の流れを概観した内容。 現代の文明社会はユーロッパを中心に発展してきたと言えるが、ヨーロッパで産業革命が起こるまでは、一貫して中国の文明の方がヨーロッパを上回っていた点がよく分かる。漢の時代の中国の財政政策は当時の世界最先端にあり、仮に漢が「国債」のシステムを取り入れていたら、18世紀のイギリスの経済政策と比べても遜色ないものであったというのは驚きである。2025/01/27

かばん

0
中国が海洋国家になろうとしてる理由がわかった2025/03/21

まつもと

0
ヨーロッパと中国の経済的パワーバランスを俯瞰した本。 長く国力に勝る中国が、海洋貿易と産業革命で欧州に逆転された経緯がよく分かる。 また、時代が下るにつれて(電信とインターネットの登場で)世界の流れが加速していく様子を感じられる。 面白かった。2024/12/17

Teo

0
装丁が立派だったので中身も期待したのだがとんだ期待外れだった。全体の2/3にあたる第7章迄は高校の世界史の教科書を読み直してる内容だった。その後も「万暦十五年」「リオリエント」みたいな転機を考察する内容としては弱い。第8章以降だけを掘り下げた物にして欲しかった。2024/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22007699
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品