共同研究 ポルノグラフィー

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  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582415285
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0039

内容説明

芸術と猥褻のあいだに花開いた西洋的ポルノグラフィーから、中国ポルノ、艶本、裁判・検閲、女子プロレス、フェチサイトまで、多様化する性的表象の現在に肉薄する。

目次

1 ポルノ的レトリックを考える(中国ポルノの修辞技法―唐代から明代の韻文文学を中心に;幻想の浪声―艶本・枕絵・CGアニメにみる“声”の効用 ほか)
2 検閲と猥褻裁判(荷風と「検閲」―老戯作者のストラテジー;「サド裁判」―『悪徳の栄え(続)ジュリエットの遍歴』は猥褻文書か?)
3 ピンク・アダルト・少年ポルノ(癒しとイヤラシのポルノグラフィー―代々木忠監督作品をめぐって;無常なものの映像―世紀末の「ピンク映画」について ほか)
4 変貌するメディアと風俗のなかで(ポルノグラフィックな戦闘服―日本の女子プロレスラーの身体;ネットの中のフェティシズム―端末化する身体と欲望 ほか)

著者等紹介

大浦康介[オオウラヤススケ]
1951年生。京都大学人文科学研究所教授。専門は文学理論・表象理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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misono

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読んだ。玉石混交なので評価はさておく。これは「さておく」自体が悪い評価なんじゃなくて、ほんとにさておきたい。で、さておいてこれだけは言いたいが、田中雅一氏の論文は異様である。神秘体験めいたAVの内容や監督のスピリチュアルな発言が、その監督の監修のもとでそのまま書き起こされており、これがオウム麻原だったらオウム麻原の思想を崇拝心丸出しで論文に垂れ流すんだろうなという感じがした。この場合は面白いからいいけどさ。2021/03/31

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