内容説明
最高の執筆陣による斬新で大胆な歴史叙述。グラデーションを用いた立体感あふれる地図。古代から改革・開放に至る中国の時間と空間をヴィジュアルに描きあげた新しい中国の歴史。
目次
01 古代(多元的新石器文明;初期国家段階への発展 ほか)
02 中世(英雄時代の到来;五胡十六国時代 ほか)
03 近世前期(五代十国時代;宋の中国統一 ほか)
04 近世後期(明の建国;靖難の変と北京遷都 ほか)
05 近現代(第1次・第2次アヘン戦争;太平天国運動 ほか)
著者等紹介
朴漢済[パクハンジェ]
ソウル大学校東洋史学科卒業。現在、ソウル大学校東洋史学科教授。韓国における中国史研究の第一人者であり、日本の中国史研究者とも深い交流をもつ
吉田光男[ヨシダミツオ]
東京大学大学院人文社会系研究科・東京大学文学部教授を経て、放送大学教授。専攻は、朝鮮近世史、特に朝鮮近世における家族・社会関係(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あさ
2
韓国の研究者による概説書。違和感のないことに違和感を覚えたけど、それも互いの見方を尊重してきた研究者たちの努力の結晶であること。今まで意識してこなかった部分で、視野が広がった気がする。歴史理解の国ごとの違いを知ることは、より豊かな理解につながる。奥深い!2024/02/23
宣和堂
1
韓国の中国史入門書の翻訳。意外に中身がまともでそのことの方に驚いた2009/01/25
松浦修司
0
清国誕生まで読む2013/03/01
tadashi
0
☆3.8 わかりやすくて記憶にも残りやすいデザインだけど本が大きい!2011/07/19
うな坊
0
図書館から借りて、気に入ったので購入。地図上の人の移動経路などがおもしろい。2010/11/02