神奈川大学日本常民文化叢書<br> 鍛冶道具考―実験考古学ノート

神奈川大学日本常民文化叢書
鍛冶道具考―実験考古学ノート

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784582406122
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C0057

内容説明

鋸鍛冶職人である著者が発掘された遺物を手がかりに古代の鍛冶道具を現代に甦らせ、使用実験を重ねるなかで、それらが「道具」として生きていた往時の姿を描き出す。さらに豊富な史料を職人のモノの見方で読み解いた、近代初頭に至るまでの“手触わり”の鍛冶道具史。

目次

はじめに 鋸をつくる
第1章 碪(かなしき)考
第2章 鉄縛(かなしき)と鉄床(かなとこ)
第3章 〓(ならし)
第4章 鎚(つち)
第5章 鉗(はし)と鋏(はさみ)
第6章 鞴(ふいご)
第7章 鞴の起源
第8章 鞴口(はぐち)
第9章 〓(せん)
第10章 鑢(やすり)
第11章 鏨(たがね)
終章 古墳出土の鍛冶具について

感想・レビュー

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rbyawa

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g080、本そのものは大雑把に古い文献から鍛冶に使われる道具を再現し、その検証を行おう、という内容だったのですが、あくまで技術屋の人が独自にやってるわりには神奈川大学の関係で出版されてるんだよねぇ、もうちょっとちょくちょく研究者の人とのディスカッションなりが記録されているか、あとから文章にまとめる際に助言があるなどという展開があっても良かったように思わないでもないんですが。むしろ道具に関しての記録の精度から鍛冶の文字資料や絵図そのものの正確性の逆算みたいなことも出来るんじゃないのかなぁ、垣根越えて欲しい。2016/08/25

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