20世紀メモリアル<br> ヴァネッサ・レッドグレーヴ自伝

20世紀メモリアル
ヴァネッサ・レッドグレーヴ自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582373295
  • NDC分類 778.233
  • Cコード C0074

内容説明

『ジュリア』『ハワーズエンド』などで独自の地位を築く女優の自伝。積極的な政治活動により西欧で最も過激と言われながら、また「英国」を最良に体現すると評される女性の半生。

目次

1章 幼年時代の思い出と第二次世界大戦
2章 父マイケルの社会主義
3章 思春期
4 俳優一家
5章 演劇学校
6章 学生生活と政治活動
7章 女優への道
8章 初仕事
9章 政治の世界へ
10章 トニー・リチャードソンとの出会い
11章 娘たちの誕生
12章 結婚生活の破綻とヴェトナム戦争
13章 フランコ・ネロ
14章 女優と政治闘争のはざまで
15章 労働者革命党
16章 学校の設立と警察の手入れ
17章 『ジュリア』
18章 『パレスチナ人』
19章 闘士ヴァネッサ
20章 『オブザーヴァー』との闘い
21章 抑圧された民族のために
22章 ボストン交響楽団との対決
23章 党の分裂
24章 ペレストロイカ
25章 『地獄のオルフェウス』
26章 真実を求めて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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7
古典的な美貌と確かな演技力の女優として好み。映画の話題目当てに購入したが政治活動の描写の比重が高い。英国演劇界に身を置いてトロッキストであり、パレスチナ解放運動家であるが、政治活動がキツイ時は演劇に打ち込んでいた事が分かるが稼いだギャラの多くを政治活動に注ぎ込んでいるから真剣である。落選したが選挙にも出ている。期待してた「オーロラ殺人事件」「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」「肉体の悪魔」等には殆ど触れていないが60-70年代の主流派ではないが政治参加意識が高い者の活動と当時の様子が解って面白かった。2019/09/23

浅西マサ

1
何年か前に彼女がGUCCIの広告に出た時に、かってオスカー受賞した時に壇上で高らかに政治発言をしたあの人はいまて気持ちになりましたが、好きな女優ではあります。俳優一家の生い立ちを経て映画監督のトニー・リチャードソンと結婚して二人の子供に恵まれながらの政治活動と女優活動が目まぐるしく語られ、トニーとの愛が終わった頃に「これほどハンサムな人をみた事がない」フランコ・ネロとのロマンス。実はイケメン好きなのね。出演した欲望のアントニオーニへの考察が深く、この考察だけでも一読の価値ありでした。2019/03/12

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