伊藤整日記〈5〉一九六一‐一九六二年

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伊藤整日記〈5〉一九六一‐一九六二年

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784582365351
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小説家、評論家、翻訳家として戦後文学の多面性を一身に体現した18年間の日記。第5巻は、米国滞在から戻って「純文学論争」を起こし、『虹』刊行、『発掘』『年々の花』を執筆。

内容説明

帰国、母の死に遭い、父の小説を書く。戦後文壇代表者の奮闘十八年の記。第5巻は、コロンビア大での学者生活から帰国、母の死に遭い、「発掘」「年々の花」を始め、『文壇史』を続け、文学賞選者、全集企画、講演会、大学人事、そして日本近代文学館の設立運動に入り込む。

目次

1961年 昭和三十六年(一月 アメリカ、キューバと国交断絶。マリ子の最初のパーティー。角田氏、整は訪問日本学者として最上。ケネディ大統領就任。礼を呼び寄せる書類。モーターボート・エンジン欲しい。;二月 外国人との生活に慣れてきた。中央公論社島中事件発生。大雪。礼訪米許可。レストラン・アキの昼食会。我が家のパーティーあと五回あり。田中総領事の送別会。猪熊弦一郎氏。;三月 マリ子のひな祭り。サイデンステッカーに会う。ボート雑誌買う。チャン・イーに会う。礼、ニューヨーク到着。角田、甲斐さんが動物園に。アイラ・モリスの『壁紙』読了。;四月 益田義賀一家とワシントン行き。『氾濫』、『火の鳥』の英訳。一週間にパーティー五回する。ミシガン大学山極氏から講演依頼。外国人学者の会。マリ子、クラスの女子全員八名招く。;五月 ヘフリン先生マリ子の英語ほめる。キーンのクラスは厳しい。私はパーティーが大嫌いだ。ミシガン大学行き。マリ子、ダイアンに別れの電話。ボストンに行く。 ほか)
1962年 昭和三十七年(一月 正月を野尻湖で過ごす。合葉君の運転で帰京。AA作家会議日本評議会総会。文春「外遊日本人の孤独」。春夏秋冬の会。百田会。「発掘」第一回を書く。;二月 『虹』ベストセラーになる。『ヨーロッパの旅とアメリカの生活』高見評。群像に整評三点。『布団』再読。世界文学全集の相談、中央公論社、講談社。;ヒナ祭、客大勢。スウェーデン代理大使邸。キーン、菊池寛賞の会。小平墓地。東工大人事。ICUに行く。『虹』川端好みか。戦中日記ノート。永松定来る。室生犀星死す。滋、学位取る。ライシャワー大使パーティー。;四月 ペンクラブ副会長になる。瀬沼茂樹『日本文学世界周遊紀行』の会。「年々の花」始める。近代文学館運動開始。礼に協調会資料送る。丸玉屋小勝利夫氏来る。中村武羅夫、岡田三郎の会。;五月 東工大語学人事。三河島事故、百五十余人死。原田康子来る。AA作家会議。アメリカ大使館招宴。月給六万八千円。中河与一、戦時中のこと。近代文学館設立委員会。高見理事長。 ほか)