出版社内容情報
出身地中国でさほど有名でなかったこの禅書が、日本でなぜかくも尊重されるようになったか。そもそも禅書とは何かから、?んで含める丁寧さで禅の聖典への道行を物語る。
内容説明
出自の地・中国では、刊行後の短期間を除いて完全に無視されてきた『無門関』が、日本将来以降二百年の雌伏を経て、なぜ、かくも著名な禅籍として敬意を払われるようになったのか。日本の禅のどんな動きが、この書物をスターに押し上げたのか。どんな影響をこの書は日本に与えたのか。
目次
1 『無門関』、その成立と内容(悟りへの道、語録から公案へ;公案の使用、公案集の特徴)
2 日本への渡来、そして中世までの『無門関』(日本へ渡る『無門関』;静かな二百年)
3 禅僧と書籍―抄物と密参録の世界(抄物とは;抄物の二種;『無門関』の再登場、下語集、そして抄物)
4 近世の『無門関』、日本社会への普及(読まれる『無門関』;説明される『無門関』;曹洞宗を離れて、臨済宗へ戻る『無門関』)
5 近現代の『無門関』―禅籍の大物確定(刊行に見える実践と研究の二面;『無門関』提唱―現代禅の結晶;禅の外の『無門関』)
著者等紹介
ダヴァン,ディディエ[ダヴァン,ディディエ] [Davin,Didier]
1972年、フランス、エクス=アン=プロヴァンス生まれ。博士(パリ、´Ecole Pratique des Hautes ´Etudes)。現在、国文学研究資料館准教授。専攻、日本仏教、特に中近世の臨済宗(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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