内容説明
未来の演劇、綜合芸術としての演劇の理念=理想を追求し続けた天才の生涯を、近親者ならではの挿話、秘蔵の未公開資料を駆使しつつ活写した決定版評伝。本邦初紹介。年譜、関連邦語文献案内を併載。
目次
エレン・テリーとエドワード・ゴドウィン 1872‐1875年
義父、そして学校での失敗 1875‐1888年
ライシーアム劇場、地方、ヘールコマー 1889‐1892年
メイ・ギブスン、ジミー・プライド、絶望 1893‐1896年
ジェス、思想の兆し 1896‐1899年
マーティン・ショウ―音楽と『ディド』 1899‐1900年
思想の誕生、「仮面劇」、夢 1900‐1901年
エレナと平穏、『アキス』 1901‐1902年
『ベツレヘム』、『ヴァイキング』、挫折 1902‐1903年
ベルリンからの手紙、新しい生活、イサドラ 1904‐1905年〔ほか〕