内容説明
和歌に秘められた仕掛けと美感を平易に解き明かし、発見の楽しさを味わわせてくれる入門書。実作者ならではの感情移入と自在な文章が、時代を超えて歌と歌人たちを甦らせる。
目次
和歌と短歌と
夏ごろも
風の音
誰を松虫
俊成卿女と宮内卿
降る雪は
年内立春
若菜
さくら咲く さくら散る
みだれ髪〔ほか〕
著者等紹介
今野寿美[コンノスミ]
歌人。1952年東京生まれ。79年に「午後の章」50首により第25回角川短歌賞受賞。『世紀末の桃』(第13回現代短歌女流賞受賞)、『龍笛』(第1回葛原妙子賞受賞)ほか『雪占』まで9冊の歌集がある。歌誌「りとむ」編集人。現代歌人協会、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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