内容説明
『朝日新聞愛媛版』好評連載「マキコの俳句修行」待望の単行本化。5・7・5は、脳のマッサージ。あなたの俳句をもっと俳句らしく。
目次
第1章 夏(ライブ感を大切にの巻―俳句は五・七・五の「あいさつ」なんです。;どうして季語を入れるの?の巻―季語は、手紙の書き出しの時候のあいさつに似ている。 ほか)
第2章 秋(俳句は日記のようなものの巻―かじった西瓜の歯形にも、自分の歴史が刻まれてますよ。;説明しちゃだめですの巻―はなむけの一句は、思い出を題材にして贈ってみましょう。 ほか)
第3章 冬(子規さんも題詠で句会の巻―目の前の風景でなく、想像や記憶の中の風景を詠むことを「題詠」といいます。;体感する吟行 大根引きの巻―誰もが使う言葉、月並な言葉を使うとうまい句に見えません。 ほか)
第4章 春(バレンタインのチョコ売り場で詠むの巻―たとえば一〇音字を「五音字」のつもりで。破調もどんどん詠んでみましょう。;花粉症で鼻水ズルズルを嘆くの巻―花粉症も季語です。くしゃみが止まらぬ我が身を詳細に写生してみましょう。 ほか)
著者等紹介
高橋真紀子[タカハシマキコ]
1969年滋賀県出身。朝日新聞記者。92年、大阪大学法学部卒、朝日新聞社入社。千葉、福井各支局、大阪本社整理部を経て、その後、学芸・生活文化部でファッションなどを担当。2005年に松山総局へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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