内容説明
農村での地主の収奪から都市に逃れ工場労働者となった若者たちは、しだいに階級意識に目覚め立ち上がろうとするが…。多彩な群像で、苦悩し喘ぐ朝鮮の「青春」を描く。
著者等紹介
姜敬愛[カンギョンエ]
1906~1944年。植民地支配下の農村と都市の貧しい労働者の姿を過酷なまでにリアルに描こうとした作家
大村益夫[オオムラマスオ]
1933年、東京生まれ。1963年、東京都立大学人文科学研究科博士課程修了。1972年、早稲田大学教授。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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