内容説明
詩人・吉原幸子の斬新な感覚をもとに、王朝びとの愛と孤独、人生の哀感、自然の風物などがみずみずしい発想と奔放、ユーモラスなタッチで描かれた百人一首解釈の決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
25
図書館本。100首が全てマンガになっている。あの歌がこーなっちゃうのかと驚き、ちょっと笑えるものやシリアス調なもの、色々な味付けで描かれていた。画はどこかほのぼのとしているから好感持てる。「導入としてという意図」で出されている本とはいえ、元となる解釈や背景は先に別の本で読んでいて良かったな、と思いながら。さらりと読んだ。2020/03/18
こっことり
2
一度読んだのにもかかわらず、すっかり忘れてまた借りてきてしまった。 ちょうど光る君が流行っているので、また興味が湧きました。私たち現代人が朝から晩までスマホを握っているように、この頃の貴族も、朝から晩まで短歌のことを考えていたのかもしれない。そう思うと、何か微笑ましい気がする。2024/11/16
こくーん
1
中学か高校の頃に読んだ。クスッと笑えるユーモアに溢れていて今でも好き。
53
1
大河ドラマ(平清盛)の影響で、百人一首個人的ブーム再到来。中学の頃買ってから、何度かブーム来たけど、その度に面白い。マンガの取っつき易さの一方で、しっかりした詠み人紹介、詩の部分の美しさ、簡潔な掛詞の注釈。いい本に出逢ったと思う、14歳のあたしめ。2012/03/16
那由多不可思議
0
完読していません。辞書的につかっています。2012/11/21