目次
主題と探求
描かれたアトランティス
シャンバラ―前哨地?
ムー―代わりの大陸?
荒涼たる浜辺
予言の声
プラトンとその物語
さまざまな反応と解釈
アトランティス学への険しい道
移されたアトランティス
プラトンの想像力
娯楽(エンタテインメント)
永遠の幻影
図版
資料図版とその解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
evifrei
7
資料集。古代には存在していたが、洪水により水没したと伝えられる伝説の大陸であるアトランティスについての解説・関連する絵画などの写真を収める。かつて西洋では熱狂的なブームを巻き起こした様だが、本書はかなりドライな解説になっている。プラトンが理想の国家を説くにあたってこれくらい大規模な国家が必要だったという実利的な理由から設定されたが、モデルはクレタ島付近だろうとのこと。ちなみに今では架空の存在であることが殆ど定説化しているが、海の果てにかつて文明が存在していたと考えると誤情報と解っていてもロマンを感じる。2019/12/19
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