出版社内容情報
F・ラングからR・フライシャーまで、犯罪と妖しい美女が彩る往年のサスペンス名画の数々を魅力たっぷりに紹介。ファン必携の大著。
内容説明
暗黒街の男たちと妖しいファム・ファタルたちが彩る、サスペンス映画の世界へ―。O.プレミンジャー監督「ローラ殺人事件」から、J.クレイトン監督「回転」まで、1940‐60年代、暗い輝きを放ったサスペンス映画の傑作55本を縦横に論じた、ファン必携の決定版!
目次
ローラ殺人事件
或る殺人
バニー・レークは行方不明
拳銃貸します
ガラスの鍵
青い戦慄
私は殺される
殺人目撃者
らせん階段
殺人者〔ほか〕
著者等紹介
川本三郎[カワモトサブロウ]
評論家。1944年、東京生まれ。著書に、『大正幻影』(サントリー学芸賞受賞)、『荷風と東京』(読売文学賞受賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞受賞)、『白秋望景』(伊藤整文学賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
midnightbluesky
6
紹介・解説されているサスペンス映画特集希望…。2016/07/30
owl&shepherd
3
どの映画も粒ぞろい、と思わせる書き方がすばらし。今から全部見ていくのは大変そうだ。2020/03/17
Gen Kato
3
観ていない映画ばかりでわくわくします。観たのは『ローラ殺人事件』『或る殺人』『過去を逃れて』『必死の逃亡者』『回転』だけだなあ。DVDで観られるものは、ぜひ追っかけたいものです。川本さんには「西部劇編」も書いてほしい。2016/02/13
STARGAZER
2
この本は、川本三郎さんが選んだ「渋くて面白いサスペンス映画」を1本ずつ紹介してくれている。55本ぐらいが紹介されているが、自分が観た作品は40本ぐらい。まだまだ頑張らなくては…と思う。 <サイン本>2019/06/03
はろ
1
有名でない映画もたくさん紹介されていて、どれも面白そうでした。買って良かったと思える本でした。2016/03/26