出版社内容情報
高度な技術と高い集中力が求められるドローン(マルチコプター)を使って、鳥や昆虫の目線で日本の自然風景を捉えた写真集。
内容説明
夢とリアリティに満ちた一期一会の連続!陽光を感じながら、風に逆らって、自由に飛翔する、翼をもった写真機。大空から見渡した異次元空間に、新たな詩情が生まれる。
著者等紹介
林明輝[リンメイキ]
1969年、神奈川県横須賀市生まれ。写真家。独自の視点で、自然風景の醸し出す微妙な空気感、透明感を表現した作品の発表を続ける。写真教室・輝望フォトグラファーズ主宰。日本写真家協会会員、日本自然科学写真協会理事。株式会社明琳代表取締役。写真集に国際野生写真協会(IFWP)主催ネイチャーフォト・ブックオブザイヤー2005グランプリを受賞した『森の瞬間』(2004年・小学館)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
19
ドローンにミラーレスカメラを積んで撮影してした自然風景の写真集。ドローンから俯瞰する風景は、地上からの撮影とも、ヘリコプターによる空撮とも異なる、新しい視点の世界を繰り広げている。今後も撮り続けられる写真を期待したい。2015/08/12
けんとまん1007
17
ドローンを使ってということ。ということは、視点がどこにあるかだなあ~。そこが、ヘリコプターとも違う視点が、大いにあるということ。つまり、世界が拡がるということだ。日常的に見ている風景ですら、見る場所のちょっとした変化で、全然、見え方が違ったりするので、この写真集の意味合いも大きい。それにしても、こんな風景が日本にあるんだなあ~と感激する。2015/09/12
yyrn
5
ANAの機内誌「翼の王国」には、かつて各地の景勝地を空から撮ったきれいな写真が毎号掲載されていた。それが大好きでしばらく定期購読していたくらい上空からの俯瞰写真が好きなので本書を手に取ったが、期待していたモノとちょっと違って残念だった。普通では撮れないアングルでの写真を狙ったせいなのだろうか、朝方や夕方の写真が多く、色調も全体的に暗くて感激度はいま一つ。無邪気な明るさや驚きが足りないと感じた。誰も知らないところの写真ではなくて、誰もが知っているところを上空などの新たな視点から撮って驚かせてほしかった。2015/08/11
Yasutaka Nishimoto
4
ドローンを使うことにより、ヘリ空撮とは違う150m以下での撮影が可能になったと著者は言う。本書では、その技術を存分に発揮…とまではまだいかないのだろうが、今後に期待できる作品たちだった。これから、面白い風景を期待したい。2016/03/02
愛理ちゃん88
4
島根県・知夫村の赤壁の強烈な赤の色が目に焼き付く。「日本の風景は、巡れば巡るほど広く深く見えてくる、語りかけてくる」日本の絶景を行きつくした著者だからのことば2015/07/16
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