内容説明
ベルリンの壁崩壊。21世紀の世界は、ここから幕を開けた。見える壁と見えない壁の間に流れゆく時間を捉えた歴史の記録。
目次
1983―1983・2009
1999‐2009―1983・1999・2000・2009
2009―1983・1999・2009
著者等紹介
土田ヒロミ[ツチダヒロミ]
写真家。1939年、福井県生まれ。福井大学工学部卒業。1971年化粧品会社を退社しフリーランスの写真家となる。同年東京写真専門学校講師に就任、以後二十数年間、写真教育に携わった。大阪芸術大学客員教授。受賞:1971年「自閉空間」により第8回太陽賞。1978年「ヒロシマ1945‐1978」により第3回伊奈信男賞。2008年「土田ヒロミのニッポン」展により第27回土門拳賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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保山ひャン
1
ベルリンの壁があるとき~、ないとき~、みたいな、10年くらいの間をあけて、同じ場所を写した写真などが集められている。10年の時の流れを経て、ほとんど変わっていない写真を見つけたときの安堵感は、いったい何だろう。(大半は、さまがわりしている)。ほとんど変わっていないけど、10年前とでは落書きのグラフィックだけ変わっている写真には笑った。2015/04/24
ブラウン
0
ベルリン=壁という図式どおりでつまらない。おそらく、土田ヒロミはベルリンに対する愛はないと思う。写真家橋口譲二のベルリンに対する愛と比べると雲泥の差であることは明白である。2015/01/28