内容説明
ガラス工芸の巨匠ラリックのすべて。アール・ヌーヴォー、アール・デコ時代を担い、その後もガラス工芸界の第一人者であったラリックの傑作作品集。
目次
第1章 ガラス工芸家ルネ・ラリック(光溢れる透明の世界へ―一九一〇年代の初期作品;アール・デコの時代―一九二〇年代 ほか)
第2章 生活のなかのアート(化粧台の名脇役;ガラスのアクセサリー ほか)
第3章 ラリックとニッポン(ジャポニスムの影響;日本の地名がタイトルになった作品 ほか)
第4章 現代に受け継がれるクリエーション
ルネ・ラリック 光への軌跡
著者等紹介
池田まゆみ[イケダマユミ]
美術工芸史家。1954年東京生まれ。学習院大学フランス文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士後期課程修了。1995年より「ルネ・ラリック美術館」(長野県諏訪市)学芸員(2003年閉館)。ガラス工芸、陶芸、銀器、ジュエリー、室内装飾などヨーロッパ装飾美術の歴史とその背後にある生活文化の研究を行う。日本ガラス工芸学会理事、国際香りと文化の会会員
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感想・レビュー
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智湖@ベルばら同盟副会長
31
再読。ーどれも美しいけれど、特に香水瓶の優雅さに魅かれます。2022/09/13
tera。
23
どれもこれもが素晴らしく、ガラス好きにはたまらん一冊だと思う。特に生活の中で使われるべく作られた物たちを、実際に使っていた人が居たという羨ましさ。2014/02/12
スエ
0
先日ラリックのオパルセント・ガラスを見てきたけど、本当にため息が出るほど美しい。ガラスと光、奇跡の造形美。実物の素晴らしさにはかなわないけど、その一端に触れることができる一冊です。2012/08/04
左京
0
こんな美しいものはみたことがありません^^女ほど美しいものはないとかゆうとくY^^硝子細工って大切に扱わないとあかんし女性美と合致してると思います^^2009/12/11
海老庵
0
以前行った展覧会で目録として販売されていたのを購入。折に触れて読み返しているが本当に美しい。2009/01/30