絵で読む歌舞伎の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582260250
  • NDC分類 774.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報

歌舞伎の誕生から歌舞伎座開場までの300年の歴史を、色鮮やかな錦絵などを取り上げながら語った、歌舞伎研究第一人者の遺作。

内容説明

江戸歌舞伎の多彩な芸の本質を色鮮やかな浮世絵とともにやさしく語った、歌舞伎研究に生涯を捧げた著者の歌舞伎への最後のオマージュ。

目次

1 歌舞伎の誕生
2 様式の形成―荒事とやつし芸
3 人形浄瑠璃との交流
4 歌舞伎の発展と展開
5 江戸歌舞伎の開花
6 転換期の歌舞伎と黙阿弥

著者等紹介

服部幸雄[ハットリユキオ]
1932年愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業。国立劇場芸能調査室、千葉大学教授、日本女子大学教授を歴任。日本文化史・芸能史。2007年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

256
大学の教養科目の教科書といったレベルの歌舞伎通史。著書は斯界の第一人者の服部幸雄。さすがに要領よくまとめられている。ただし、その分、驚きや発見は残念ながら、ここにはない。風流踊りから始まり、出雲阿国の登場、遊女歌舞伎、若衆歌舞伎、そして野郎歌舞伎(現代はこのスタイル)へと変遷をたどって行く。演じられる場も、路上から河原の小屋掛け、やがて劇場(芝居小屋)へ。そして、江戸では初代市川團十郎の荒事、一方上方では坂田藤十郎の和事が生まれてくる。同時に、この時期に登場してきたのが、作者の近松門左衛門である。⇒2026/01/21

figaro

2
盂蘭盆の御霊会での風流踊りに発し、出雲阿国までには、踊りは<見る>ものへ進化した。幕府による女性出演の禁令の後、元禄期に初代市川團十郎による荒事が武士の多い江戸ではウケたが、文運当漸、上方の和事が徐々に江戸に浸透し、実事、実悪、世話物、生世話と庶民の感性は研がれていく。江島生島事件、多発する情死事件から、歌舞伎は度々弾圧を受け、享保、寛政、天保の改革でも弾圧された。「踊り」と「舞」と「振り付け」の総合としての「所作事」、浄瑠璃の謡を取り込む巧みさ、江戸時代の歌舞伎の進化の過程がダイナミックに描かれている。2026/03/12

shellgai

2
とても丁寧な解説でわかりやすかった。2013/03/03

wang

1
1節につき1〜数枚の芝居画、錦絵などを使い歌舞伎の歴史を順に解説。画の説明のときもあれば、文章の補足としての画を使っている時もあり。丁寧でわかりやすいし、なにより面白い。歌舞伎十八番制定時のエピソードなど大変興味深く読んだ。著者の幅広い知識とわかりやすい文章に脱帽。2011/11/10

Bücherwurm

1
丁寧な解説とカラーの図説豊富で、他の「歌舞伎の歴史」書よりわかりやすい。当時の時代背景も想像しやすい。服部さんの解説は丁寧で愛があって素晴らしい。2011/01/26

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