内容説明
英国王室にまつわる宝飾品や著名なコレクションをはじめ、19世紀ヴィクトリア時代を中心としたジュエリーの数々を紹介。さらにウェディングの装いや、アフタヌーンティーの豪奢な銀器、繊細な模様のアンティーク・レースの逸品を集め、英国伝統文化の魅力にせまる。
目次
ヴィクトリア女王とその時代
ヴィクトリアン・ジュエリー
序章 ヴィクトリア女王の愛
第1章 アンティーク・ジュエリー
第2章 歓びのウェディングから哀しみのモーニング
第3章 優雅なひととき―アフタヌーンティー
ヴィクトリアン・アフタヌーンティー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
syaori
51
眼福の一言! 美しいカラー写真でたっぷりとヴィクトリアンジュエリーを堪能できます。ヴィクトリア朝といえば個人的にはラファエル前派とアーツ&クラフツ運動の時代ですが、商工業の発達と植民地の拡大と発展で英国が「太陽の沈まない帝国」として黄金期を迎えたのがこの時代。そんな安定と繁栄による文化や芸術の振興と帝国の拡大がジュエリーの素材や技法の進展や多様化に繋がっていることが窺われます。植民地からもたらされる宝石、象牙などの種々の素材と多彩な技法で作られたジュエリーの数々にページをめくるたびにうっとりとなりました。2022/03/30
はるき
26
財宝に目がくらむ…。大英帝国の名は伊達じゃありません。2019/08/03
双海(ふたみ)
22
東京都庭園美術館の「メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画」を思い出しながら読みました。アメシストのうつくしさにうっとり。後ろのアフタヌーンティーのページを見ていたらティーカップとソーサーが欲しくなりました(笑) 前々からエインズレイのイングリッシュバイオレット(英国製)がほしいんだけれど、品切れなんだよね。2016/09/11
しあん
17
アクセサリーだけではなく、レースや銀製のカトラリーも取り上げられていて、思ったのと少し違いましたが、イギリスの歴史的な部分についても学べた一冊でした。2018/04/07
ゆり
3
美しいカラー写真が多くてぱらぱらながめているだけで幸せでした。たくさんのジュエリーの種類を知ることができました。お花のモチーフのジュエリーが私は好きだな。前から気になっていたリガードジュエリーをカラーで見ることができたのは嬉しかったです。2013/10/23
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