木村伊兵衛と土門拳―写真とその生涯

木村伊兵衛と土門拳―写真とその生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582231076
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0072

内容説明

日本・近代写真の巨匠、そして永遠のライバル木村伊兵衛と土門拳。写真は芸術か。報道写真とは。リアリズムとは。写真が確立する「きっかけ」を創った二人の比較を通して見えてくる、さまざまな写真の可能性。

目次

第1章 「死」を撮る―記憶と残された時間
第2章 軽いカメラ、重いカメラ―写真との出会い
第3章 “見せる”写真―報道写真の逆説
第4章 沖縄へ―夢の国、民俗の典型
第5章 舞台に残された真実―戦前・戦中の歌舞伎と文楽
第6章 リアリズム宣言!―カメラとモチーフを直結せよ
第7章 幸福な記念写真―秋田への情熱
第8章 リアリティへの挑戦―女性ポートレートの「傑作」
第9章 この不幸を見よ―土門拳の『ヒロシマ』
第10章 旅行者の視線―木村伊兵衛とパリ
第11章 「こどもたち」の残像―高度成長の裂け目へ
第12章 光の鑿―『古寺巡礼』が刻み出したもの
第13章 記録から記憶へ―撮り続けた「真実」の意味

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shimauma_man

0
とにかく読みやすい。 二人の巨匠と昭和のカメラの流れがすっと伝わってくる。 土門拳は武士道、木村は騎士道 といったところか。 今まではずばっと言えなかった質問だけど、今後「尊敬するアーティストは?」と聞かれたら即答するね。 「土門拳!!!」2009/01/27

p-time*

0
MM2012/12/26

mizzan72

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ふたりの対照的なキャラクターが、周りの人々の証言や、ちょっとしたエピソードやらを通して描き分けられていた。もちろん写真の比較も。木村さんの軽やかさに元々惹かれるところがあったので、土門さんの写真は僕にはちょっと重すぎるかなぁ、なんて思っていたんだけど、じっくり眺めていたらどちらも好きになった。2014/02/15

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